【捨てるのは待って】ブラジャーが臭いときの原因と対策を解説

女性

 

暑くて上着をパフパフしたとき、胸元から変なニオイがすることってありませんか?

 

 雑菌が繁殖したぞうきんみたいなニオイ

 汗が発酵して納豆みたいになったニオイ

 牛乳を拭いた布が乾いたようなニオイ

 

特に女性は胸のふくらみで服の中に空間ができるため、そこに空気がたまります。

何かの拍子にパフッとなると、胸元にたまった空気が自分の顔面に吹き飛んできます。

生ぬるいクサイ空気なので、決していい気分にはなりませんよね。

 

自分だけならまだしも、周りにいる人たちにまでその空気が吹きかかったら・・・

そして、その空気が臭かったら・・・

考えるだけでぞっとします。

 

そんな悩みに終止符を打つべく、この記事では

  •  ブラジャーが臭くなる原因
  •  臭くなったブラジャーのニオイを取る方法
  •  ブラジャーを臭わせないための対策法

などについて解説していきます。

 

書いた人

 

 

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ブラジャーが臭くなる7つの原因

ストレス

 

胸元から漂うニオイの原因は、ほぼブラジャーです。

実はブラジャーには、臭いやすい要素がてんこ盛り。

 

  •  ブラジャーのせいで汗をかきやすい
  •  通気性が悪い
  •  雑菌が繁殖しまくる
  •  アポクリン汗腺に接している
  •  母乳が出ている
  •  汗や皮脂が残りやすい
  •  洗濯した後、乾きにくい

ひとつずつ見ていきましょう。

 

1:ブラジャーのせいで汗をかきやすい

ブラジャーをつけることで、

胸は他の部分よりも、一枚多く身にまとっている状態です

 

夏は言うまでもなく、冬であっても一枚多いせいでどうしても暑くなり、汗がどんどん出てきてしまいます。

さらに胸元は意外と皮脂の分泌が盛んなため、ブラジャーは汗と皮脂にまみれてしまうのです。

 

2:通気性が悪い

ブラジャーがシースルーのようなペラペラの布一枚で作られていたら、通気性抜群で蒸れる心配もないでしょうが、ブラジャーの意味をなしません。

 

ブラジャーは胸を守るものなので、いろんな素材が何層にも重なって作られています。

安心感はありますが、その分分厚くなり、通気性がどうしても悪くなります。

そうすると、

汗や皮脂をたくさん含んだまま、ほぼ乾かないので雑菌の温床となる

のです。

 

3:雑菌が繁殖しまくる

雑菌は汗と皮脂が大好きで、それらを分解しながら繁殖します。

そして分解する際に出した排泄物が、不快な雑菌臭となって表面化してきます。

 

厄介なことに、

ブラジャーの中は汗と体温で高温多湿状態

 

そこには汗と皮脂はもちろんのこと、垢というごちそうまで加わり、雑菌にとってはパラダイスそのもの。

そんな好環境のもと、勝手に雑菌が増殖してしまいうのです。

 

4:アポクリン汗腺に接している

アポクリン汗腺とは、ワキガ臭の原因となる汗腺ですが、脇だけにあるものではありません。

アポクリン汗腺はフェロモンの役割を果たしているため、脇の他、乳輪、外陰部などデリケートな部分にも分布しています。

 

そのため、ワキガ体質の人は「チチガ」といって、乳輪からもワキガ同様のニオイを発生させている可能性があります。

特にブラジャーは乳輪と密着していますので、ブラジャーの内側に黄色や薄い茶色のシミがついている人は、要注意です。

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チチガ

 

5:母乳が出ている

妊娠中や出産後のママの場合、母乳がブラジャーにつくことでミルクのようなニオイをさせることがあります。

時間の経過とともに、分泌された母乳が発酵したり、雑菌により分解されると、牛乳をぞうきんで拭いた後のようなニオイになりますので、決していい香りではありません。

 

また、妊娠出産をしていない人でも、乳房が刺激を受けたり、ホルモンの関係で乳頭から分泌物が出ることがあるようです。

 

6:汗や皮脂が残りやすい

ブラジャーは生地が何層にも重なって作られているため、繊維の奥まで汗や皮脂がこびりついています。

洗濯機に放り込んで洗うだけでは、しっかりと汚れを落とすことができず、汗や皮脂がどんどん蓄積されていくのです。

 

7:洗濯した後、乾きにくい

ブラジャーは分厚いため、乾きも悪く湿った状態が長時間続きます。

その間に洗濯時に落としきれなかった汗や皮脂をエサにして雑菌が繁殖し、ぞうきん臭い生乾きのニオイを発生させてしまいます。

 

 洗剤の入れすぎ、すすぎ不足にも気をつけて

すすぎ残した洗剤や汚れは、雑菌のごちそうになり繁殖を促すことにつながります。

 洗剤はラベルに書かれている適量を守る

 すすぎはきれいな水で2回おこなう

ことを徹底してください。

 

以上のような理由から、胸元、とりわけブラジャーはどうしても、もわっとした悪臭を発生させてしまうのです。

 

【まだ捨てないで!】臭くなったブラジャーのニオイをとる方法

洗濯

何度も着用を重ねるうちに、洗濯では落としきれなかった汗と皮脂、雑菌がブラジャーにはたくさん蓄積されていきます。

普通に洗濯したところで、それらの雑菌と汚れはしぶとく残りますので、乾いていったん無臭になっても、着用して汗をかき始めると、再び悪臭を放つようになるのです。

 

それを避けるために、定期的にブラジャーのスペシャルケアを行いましょう。

また、臭くなってしまったブラジャーも復活するかもしれませんので、ぜひ試してみてください。

 

方法はこちらの3つ

  •  熱湯につけ置き
  •  酸素系漂白剤につけ置き
  •  オスバンにつけ置き

手軽な順に、ひとつずつ見ていきましょう。

 

1:熱湯につけ置き

熱湯を使うのは、モラクセラ菌という雑菌をやっつけるためです。

モラクセラ菌は納豆のようなもわっとした発酵臭を発生させます。

 

生命力の高い菌なので、市販の洗剤や天日干しくらいでは死滅しないしぶとさを持っています。

ところが、熱に弱いという弱点があるんです。

この弱点を利用して、ブラジャーに住みついたモラクセラ菌を熱湯で撃退します。

 

【用意するもの】

  •  60~80℃程の熱湯
  •  耐熱温度が高い洗面器など

 

【洗い方】

  1.  洗面器に臭くなったブラジャーと熱湯を入れる
  2.  20分ほどつけ置き
  3.  洗濯機で他の洗濯物と一緒に洗う

 

熱湯を利用したこの方法は、綿素材のブラジャー向けです。
ポリエステルなどの化学繊維でできたブラジャーは、熱によって縮むなどのダメージを受けますので、必ずラベルをご確認ください。
お湯を使用しますので、やけどには十分ご注意ください。

 

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2:酸素系漂白剤につけ置き

汗や皮脂、垢などのタンパク質汚れは酸性なので、弱アルカリ性の洗剤で中和させれば、効率よく落とすことができます。

 

【用意するもの】

  •  酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)・・・1リットルにつき大さじ1
  •  40~50℃くらいのお湯
  •  つけ置き用の洗面器など

※ 40~50℃くらいのお湯を使うと、酸素系漂白剤のパワーを最大限に発揮できますよ。

 

【洗い方】

  1.  洗面器に40℃くらいのお湯と酸素系漂白剤を入れ、溶かす
  2.  ブラジャーを浸して、1時間~ひと晩ほど放置する
  3.  洗浄液ごと洗濯機へ入れて、他の洗濯物と洗う

 

主な弱アルカリ性洗剤

酸素系漂白剤・・・・・pH10~11
セスキ炭酸ソーダ・・・pH9.8
重曹・・・・・・・・・pH8.0~9.0

 

アルカリ度の強さはpH値で決まります。

pH値は1~14までの14段階に分けられ、7が中性です。

7より大きな数字になればアルカリ度も上がりますので、酸素系漂白剤が一番洗浄力が高いことになります

シルクやウール製のブラジャーは酸素系漂白剤で洗えませんので、ご注意ください。

 

3:オスバンSにつけ置き

オスバンSとは逆性石けんと言われるもので、薄めると手指の消毒などにも使えます。

殺菌効果が高いので、ブラジャーに繁殖した雑菌にも効くというわけです。

 

【用意するもの】

  •  オスバンS・・・水5リットルに対してキャップ1杯分
  •  水
  •  つけ置き用の洗面器やバケツ

※ 上記は1000倍希釈です

水1リットルであれば、1ml(キャップ1/5)でOKです。

 

【洗い方】

  1.  つけ置き用容器でオスバンと水を混ぜる
  2.  臭くなったブラジャーを浸して、1時間ほど放置する
  3.  いったんオスバン成分を洗い流すために、洗濯機ですすぎと脱水をする
  4.  通常の洗剤で洗濯する

 

オスバンSの使用上の注意点

 ウールやシルクには使えない

タンパク質を分解する作用があるため、動物性繊維のウールやシルクには使えません。

(植物素材の綿や麻、化学繊維のポリエステルなどは大丈夫です)

 

 洗濯機の中でつけ置きしない

金属に対し腐食性があると言われているため、洗濯槽の中でつけ置きすると故障の原因になりかねません。

 

 しっかりすすいでオスバン成分を落とす

オスバンSは逆性石けんなので、普通の洗剤と真逆の性質をしています。

そのため、一緒に使うと効果を打ち消しあうので、オスバンSも洗剤も実力を発揮できません。

必ず、オスバン成分はいったん洗い流して、改めて洗剤で洗濯しましょう。

 

 原液や希釈液の揮発成分を吸い込まないように

私は以前、押入れのカビを除去する際に希釈液をスプレーボトルに入れて使用しましたが、その際に揮発成分を吸い込んだことがあります。

肺に入り込むと一瞬で息苦しくなりますので、ご注意ください。


 

オスバンSはつけ込んだ後、いったんその成分をすべて落とさないといけないところが手間ですが、雑菌をやっつける効果はバツグンです。

 

オスバンSはコスパがすごい

1本800円ほどで薬局やドラッグストアで簡単に購入できます。

 

オスバン1本600ml

キャップ1杯(5ml)の希釈液でつけ込む場合、120回使えます。

800円÷120回=6.66666…円

 

一回当たりの金額はなんと、7円以下!

これでブラのニオイから解放されるとしたら、手間はかかってもものすごく有益ではないでしょうか。

 

毎日取り入れたいニオイ予防ケア

正解

ブラジャーが臭くなったときに行うスペシャルケアは、なんといっても面倒臭いですよね。

特にオスバンSは効果は抜群でも、つけ込んだ後いったんオスバンを洗い流す手間があるため、できればやりたくないもの。

 

そこで、毎日気軽に取り組める簡単ケアをご紹介します。

 

ポイントは次の3つ

  •  すぐに洗濯する、できない場合は放置しない
  •  ケイ酸塩入りの固形洗濯石けんで予洗いする
  •  洗濯時はパッドをはずす

ひとつずつ見ていきましょう。

 

1:すぐに洗濯する、できない場合は放置しない

汗や皮脂にまみれたブラジャーを「明日の朝、洗濯しよう」と放置すると、雑菌が大繁殖し、ニオイの元になります。

そうならないように、外したブラジャーはすぐに洗濯しましょう。

 

とは言え、生活リズムの都合があったり、マンションだと騒音対策として、夜は洗濯機が回せないなどの問題もあると思います。

その場合は、ケイ酸塩入りの洗濯石けんで予洗いしておくことをおススメします。

 

2:ケイ酸塩入りの固形洗濯石けんで予洗いする

ケイ酸塩とは油汚れに強い成分で、蓄積された皮脂汚れも落としてくれる優れものです。

ただし、脱脂力が強いので、素手で扱うと手がカサカサになります。

使うときはゴム手袋をつけていたほうが安心ですよ。

 

こちらの商品は手袋なしでも手荒れしないと評判です。

 

これで予洗いしておけば、雑菌の繁殖が阻止できますので、翌朝洗濯機で洗うことになっても、ニオイの発生は最小限に抑えられるでしょう。

また、この石けんだけでも十分な洗浄能力がありますので、そのまますすいで干してもらっても大丈夫です。

 

3:洗濯時はパッドをはずす

取り外しができるタイプは、パッドは抜いて洗濯しましょう。

パッドがなくなった分、生地に洗剤が入り込み、汚れも落ちやすくなります。

もちろん、取り外したパッドも同時に洗濯してください。

 

また、乾かすときも早く乾くように別々で干して、乾いたら合体させるようにしてください。

 

 ワンポイント

パッド一体型のブラの場合は、分厚いため乾きが遅くなり雑菌が繁殖しやすいです。
サーキュレーターや扇風機を活用して、乾燥時間を短くしましょう。

 

以上、3つのポイントを取り入れれば、ブラジャーから臭いが発生しにくくなりますよ。

 

着用中のブラジャーを臭くさせない対策3選

女性

雑菌によるニオイを発生させないためには、洗濯で汚れを落としておくことが基本中の基本ですが、着用中は新たな汗も皮脂も分泌されますので、やはりニオイは発生します。

 

上着がパフッとなるたびに、そのニオイが漏れるため、洋服の動きを最小限に抑えなければなりません。

しかしそうなると、どうしても不自然な動きになりますよね。

 

あせ子
洋服を動かさないように気を使うから、能や狂言のようなすり足になっちゃうよ
あせ実
ブラジャーさえ臭くならなければ、こんな気苦労いらないのに・・・

 

というわけで、着用中のブラジャーのニオイを抑える対策法を3つご紹介します。

  •  着用前に防臭スプレーをかけておく
  •  胸元にも制汗剤をつける
  •  ブラの下にタオルや汗取り材を入れておく

ひとつずつ見ていきましょう。

 

1:着用前に防臭スプレーをかけておく

制汗スプレーなどのデオドラント剤を、着用前のブラジャーに振りかけておいてみてください。

Agと名のつく商品のものは銀イオン配合で、雑菌の増殖を防いでくれるため、ニオイの発生も抑えてくれます。

お出かけ前にブラジャー自体に振りかけておきましょう。

 

 

2:胸元にも制汗剤をつける

脇に直接塗りつけるデオドラント剤がありますが、それを谷間のあたりに塗っておくのもおススメです。

胸の谷間は汗が流れ込んできて、湿った時間も長くなるため雑菌の繁殖が止まりません。

殺菌効果のあるデオドラント剤を塗っておくことで、雑菌の繁殖が抑えられますので、脇に塗るついでに胸元にも塗っておきましょう。

 

 

3:ブラの下にタオルや汗取り材を入れておく

ブラジャーに汗や皮脂を吸わせないことが、最も手っ取り早い対処法です。

汗取り材には主に3つのタイプがありますので、それぞれの特徴をご紹介します。

 

大判汗取りパッド

ブラジャーにつけるタイプの大判汗取りパッドがあります。

S/M/Lのサイズ展開で、Mサイズでも縦105mm、横240mmの大きさなので、胸全体を覆うくらいのサイズ感です。

 

こちらは洗って繰り返し使えますが、ブラジャー同様、しっかり洗わないと雑菌臭をかもし出すことにつながります。

また、吸収性にすぐれているため、乾きにくい性質をしているようです。

 

洗った後、湿った状態が長時間続くと、生乾き臭も発生しやすくなります。

サーキュレーターなどを活用して短時間で乾燥させることが、心地よく使うためのポイントとなるでしょう。

 

使い捨てパッド

  •  洗うのが面倒くさい
  •  洗い残しで臭くなるのは嫌だ

という方は使い捨てが良いでしょう。

なかなかブラ専用の使い捨て汗取りパッドはないので、脇汗パッドで代用することになりますが、脇汗パッドは脇に合わせた形状になっているため、ブラジャーに付けるのには適していません。

 

そこでおススメなのが、吸水ライナーです。

吸水ライナーのメリットは

  •  細長くてブラジャーに合う
  •  吸水性抜群
  •  消臭効果バッチリ

というところ。

尿漏れ対策の商品ですが、細長くてブラジャーにつけるのにもってこいの形をしています。

さらに、吸水性も抜群、消臭効果もバッチリで胸から発汗される大量の汗も難なく吸収してくれます。

 

吸水量やサイズの違いで、内容量(枚数)が変わりますので、吸水量が少ないほうが1枚あたりの価格は安くなります。

吸水量が多いと1枚当たりの価格が上がるため、コストパフォーマンスは悪くなりますが、発汗量の増える夏には強い味方になってくれることは確実です。

 

ドラッグストアなどで気軽に購入できるのも高評価のポイント。

ですが、買うときは少し恥ずかしいですね。

 

あせ実

私も夏は欠かさず貼り付けています

人には絶対に見られたくないですが、安心感が違うので、もう手放せません!

 

 ワンポイント

生理用ナプキンは汗取りには適していません。
あちらは経血を吸収するのに特化した作りになっており、汗の吸収は上手にできませんので、間違えて使わないようにしてくださいね。

 

ハンカチなどの布

汗取りパッドを忘れて出かけた時は、ハンカチやガーゼなどの布でも代用できます。

厚手のタオルハンカチなら吸水力もあって安心感バツグンですが、分厚い分窮屈になる上、着ている洋服にも響く可能性があります。

 

ハンカチの部分が盛り上がって不自然になることもあるので、広げて挟み込むなど、工夫が必要です。

 

このような方法を駆使すると、洋服がパフッとなってもブラジャーのニオイが気になることは激減するはずです。

恥ずかしい思いをしないよう、自分に合った方法でニオイを阻止してくださいね。

 

ブラジャーのニオイ対策Q&A

はてな

ブラジャーのニオイにまつわる疑問点をQ&Aにまとめました。

 

普段の洗濯で気をつけることはある?

皮脂や汗、垢などのタンパク質汚れは酸性の汚れです。

酸性の汚れを効率的に落とすには、弱アルカリ性の洗剤で中和させて落とすことがポイントです。

 

市販されている液体洗剤の多くは、「中性タイプ」か「弱酸性タイプ」なので、できれば「弱アルカリ性タイプ」を選びましょう。

 

粉洗剤のほとんどは「弱アルカリ性タイプ」で洗浄力も高くなります。

汗や汚れが気になる夏場だけでも、洗浄力の高い粉末洗剤を使用するのもいいでしょうね。

洗剤

 

乾いているときは臭くないのに、汗をかくと臭くなるのはどうして?

衣類のニオイ戻り現象が起きているためです。

洗濯時に落としきれなかった汚れや洗剤成分をエサに、干している間に雑菌が繁殖し排泄物を出します。

このとき発生するニオイが生乾き臭です。

 

乾ききるといったんこの生乾き臭は消えますが、ニオイを発生させる雑菌がいなくなったわけではなく、繊維の奥に潜んでいます。

着用して汗をかき始めると、その水分をもとに雑菌の活動が活発化して、再びニオイを発生させ始めます。

この衣類のニオイ戻り現象がブラジャーでも起きているのです。

 

型崩れがこわくて毎日洗えません

臭くなる一方なので、ぜひ洗いましょう

 

ブラジャーは地肌に直接あたるものなので、汗や皮脂に加え垢もたっぷり付着しています。

それらをエサに雑菌が繁殖していますので、洗わず放置していると、ニオイと雑菌にあふれたブラジャーを翌日もつけることになります。

 

洗っていないブラジャーをつけることで、雑菌や汚れによる刺激で肌荒れを引き起こすこともありえます。

型崩れを恐れず、毎日洗濯してください。

 

 型崩れが心配なら、手洗いで

ワイヤーの歪みやレースのほつれが心配な方は、手洗いが安心ですね。
外した後すぐにケイ酸塩入りの固形石鹸で洗えば、雑菌が減りますのでニオイの発生も防げますよ。
洗った後はタオルでしっかり押さえて水気を切り、素早く乾燥させましょう。

 

 ワンポイント

洗濯してもニオイがしてきたら、オスバンにつけ込んでみてください。
一度オスバンで雑菌をやっつければ、何度か着用しても快適なまま過ごせます。(オスバンに浸けたブラジャーも、一度着用するごとに洗うようにしましょう)

 

臭くなりやすいブラジャーってある?

ポリエステルなどの化学繊維でできたブラジャーは、臭くなりやすいです

 

ポリエステルは繊維自体に空間がないため、通気性が悪く、熱がこもりやすい性質をしています。

さらに、皮脂汚れやタンパク質となじみがよいため、皮脂や垢などの汚れをどんどん吸着します。

そのため、ポリエステル製のブラジャーには、汗、皮脂、垢がたっぷりついていて、雑菌によって分解され、ぞうきんのような雑菌臭を発生させやすいのです。

 

 ワンポイント

臭くなりにくいのは、綿100%などの天然素材のブラジャーです。
綿・麻・シルクなどの天然素材の繊維は、皮脂汚れがついても取れやすいため、汚れの蓄積が防げるんです。
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まとめ

 

洋服がパフッとなった瞬間にあふれ出る胸元のニオイ。

ぞうきん臭かったり、汗臭かったり、ニオイのタイプは人それぞれですが、絶対に人には嗅がれたくないニオイですよね。

 

それなのに、ブラジャーにはニオイを発生させる要素がてんこ盛り。

しかし、

  •  つけ置きで雑菌をやっつける
  •  汗取りパッドなどを活用する
  •  綿100%のブラジャーを使う

などの対策を取れば、ニオイの発生は最小限に抑えることができます。

 

動くたびに上着がパフパフなっても、何も怖くありません。

ニオイを気にしなくてよくなれば、精神的にも楽になりますね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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