朝からしっかり顔を洗っていても、気づけば顔があぶら臭くなっている・・・
そんな経験はありませんか?
そうなると、
● エレベーターなどの狭い空間
● 満員電車の中
このような人との距離が近くなるシチュエーションが苦痛になります。
顔の距離が近づくことで、
そう気になって距離をとりたくなるものです。
しかし、密な空間ではそう簡単にはいきませんよね。
顔のニオイの原因は主に皮脂が酸化することです。
この記事では、
- 顔が臭くなる原因
- 顔のニオイが朝クレンジングで防げる理由
- 朝クレンジングのメリット・デメリット
- 朝クレンジングで気を付けるべきポイント
- 肌タイプ別おすすめクレンジング剤
- 朝クレンジングのやり方
などについて深掘りしていきます。
ぜひ最後まで読んで、顔のニオイから解放されてくださいね。
\顔の皮脂もスッキリ落とす/
日中、顔が臭くなる3つの原因
気づけば臭くなっている自分の顔。
顔を動かした瞬間や、マスクの中で、もわっとした自分の顔のニオイにげんなりすることはありませんか?
ニオイの発生には主に3つの原因があります。
- 皮脂の酸化
- 朝の洗顔が簡単すぎる
- 化粧品と皮脂が混ざり合って酸化
ひとつずつ見ていきましょう。
原因1:皮脂の酸化によるもの
毛穴に詰まった皮脂が酸化すると、顔からニオイを発するようになります。
皮脂が酸化すると、古くなったてんぷら油のようなニオイになるので、分泌された皮脂をテカテカギトギトになるまで放置するのは危険な行為。
また、角栓がある場合は、角栓の成分であるタンパク質と皮脂が、皮膚常在菌によって分解され、臭い腐敗臭をかもしだすようにもなります。
鼻やTゾーンにいつの間にか出現する毛穴の黒いポツポツ ● 洗顔した直後は薄くなるのに、時間が経つと黒くなっている ● 人と会話するとき見られていそうで気になる ● 見られたくないからマスクがずっと手放せない[…]
【はじめに注意】 サイト管理人の鼻の画像を載せています。 洗顔直後ではなく皮脂がなじんだ、ありのままを撮影していますので、きれいな画像ではありません。 他人の素肌が苦手な方は見ないでください。 […]
原因2:朝の洗顔が簡単すぎるため
顔がつっぱったり、乾燥するからという理由で、
× あまり泡の立っていない石けんを塗りつけるだけ
そんな洗顔をしていませんか?
そうであれば、
夜、クレンジングと洗顔料でメイク汚れや皮脂をしっかり落としていても、朝の顔は思った以上に汚れています。
そのわけは、
- 寝ている間に新たな皮脂や汗が分泌されている
- 保湿のための乳液やクリーム類の油分が皮脂と混ざり合って、お肌にこびりついている
ためです。
簡単な洗顔だけではそれらの汚れは落ちませんので、それらを放置することでニオイの元を作り出すことになってしまいます。
原因3:化粧品と皮脂が混ざり合って酸化するため
女性の場合、朝はたいていお化粧をしますよね。
簡単な洗顔だけで皮脂などのニオイの元を放置したまま、上からお化粧すればどうなるか・・・
なのです。
また、香料が入ったタイプのファンデーションなどを使うと、皮脂臭と香料が入り混じった不快臭となるので要注意です。
顔を動かさなくても、もわっと漂ってくるほどだから結構強いニオイだよね…
このような原因が元で、お昼から夕方にかけて顔はだんだん臭くなっていくのです。
では、どうすれば日中の顔のニオイは防げるのでしょうか。
日中の顔の皮脂臭は、朝クレンジングで防げる
日中顔が臭くなってしまうのは、分泌された皮脂と夜につけた乳液類、さらに化粧品が入り混じって酸化することが大きな原因です。
そうであれば、朝からクレンジングをすることはとても有効な手段。
クレンジングにより、毛穴の奥に詰まった皮脂汚れを落とすだけでなく、夜つけた乳液やクリームなどの油分も落とすことができます。
古くなった皮脂や汚れをひとまず洗い流すことで、ニオイの元を取り除けますので、そのあとファンデーションをつけて、皮脂が出てきたとしても、酸化するまで時間がかかるため、ニオイの発生を遅らせることができるのです。
さらに朝クレンジングには顔のニオイを軽減させる以外にも、たくさんのメリットがあるので、次の章で見ていきましょう。
朝クレンジングのメリット5選
朝クレンジングによってもたらされるメリットは以下の5つ
- 毛穴に詰まった皮脂や乳液の油性汚れを落とせる
- ニキビや吹き出物ができにくくなる
- 朝のスキンケアの浸透をよくする
- メイクノリが良くなり、化粧崩れしにくい
- 日中の顔のニオイを軽減できる
ひとつずつ見ていきましょう。
1:毛穴に詰まった皮脂や乳液の油性汚れを落とせる
寝ている間にも皮脂や汗が分泌され、乳液やクリームの油分と混ざり合い毛穴に詰まっています。
水や洗顔料で洗うだけでは、これらの汚れは落ちないのです。
なぜなら、洗顔料は水溶性の汚れを落とすのに適した洗浄剤で、油性の汚れには弱いから。
朝からクレンジングをおこなって、毛穴に詰まった皮脂や乳液などの油性汚れをしっかり落としていきましょう。
2:ニキビや吹き出物ができにくくなる
朝クレンジングをすることで、夜のうちに溜まった皮脂や乳液などの毛穴詰まりを解消することができます。
ニキビや吹き出物は過剰な皮脂や硬くなった角質が毛穴に詰まることで発生しますので、毛穴をスッキリさせる朝クレンジングはそれらの予防に効果的なのです。
3:朝のスキンケアの浸透をよくする
水だけ洗顔や適当な洗顔で余分な皮脂汚れなどが残ったままだと、そのあと化粧水をつけたところで、はじかれてうまく浸透していきません。
朝クレンジングをすれば、余分な皮脂や夜つけた乳液やクリームの油性汚れが落ちて、邪魔するものがないため、化粧水などの成分が角質層まで浸透しやすくなるのです。
4:メイクノリが良くなり、化粧崩れしにくい
化粧水や乳液が角質層まで吸収されたお肌は、水分を程よく含んでいるためメイクノリも良くなります。
また、保湿がしっかりされているお肌は乾燥による皮脂の過剰分泌がありませんので、ファンデーションの脂浮きやメイク崩れも防げるのです。
5:日中の顔のニオイを軽減できる
前述したとおり、朝クレンジングによって日中の顔のニオイを軽減させることができます。
朝クレンジングを行えば、古くなった皮脂や夜つけた乳液などをごっそり洗い流すことができるので、ニオイの元を一掃することができます。
皮脂は分泌されて、6~7時間で酸化されるそうです。
そのため、朝6時に朝クレンジングを行えば、お昼の12時までは顔の皮脂臭は発生しにくいです。
それ以降も、お昼ご飯を食べた後や、トイレに行くたびにティッシュで余分な皮脂を吸い取れば、皮脂臭の発生は最小限に抑えることができるでしょう。
朝クレンジングのデメリット
日中の顔のニオイを防いでくれたり、他にもたくさんのメリットがある朝クレンジングですが、デメリットが2つあります。
- 肌が乾燥する原因になる
- 肌荒れを引き起こす可能性がある
ひとつずつ見ていきましょう。
肌が乾燥する原因になる
朝クレンジングはメイクをしていない状態でのクレンジングですので、夜のように強い洗浄力は必要ありません。
そのため、強すぎるクレンジング剤を使用すると、肌が乾燥するばかりか、逆にうるおそうとして皮脂が過剰に分泌される事態になりかねないのです。
肌荒れを引き起こす可能性がある
メイクを落とす感覚で朝クレンジングをすると、必要な皮脂やうるおいまで落としてしまい、バリア機能を弱らせてしまいます。
その結果、肌荒れが起きたり、肌のターンオーバーに狂いが生じ角栓ができる原因になることも。
自身の肌の具合を見ながら、無理せずおこなうことも大切なポイントです。
朝クレンジングで気を付けるべき3つのポイント
朝クレンジングはメリットがたくさんあるのでぜひ取り入れたいものですが、やり方を間違えると逆に肌の状態が悪くなりかねません。
そこで気を付けるべきポイントを押さえていきましょう。
ポイントはこちらの3つ
- 洗浄力の高いクレンジング剤は使わない
- やりすぎ厳禁
- 保湿をしっかりおこなう
ひとつずつ見ていきましょう。
1:洗浄力の高いクレンジング剤は使わない
朝の顔についている汚れは、皮脂や汗、空気中のほこりなどです。
メイクをしているわけではないので、洗浄力の高さは必要ではありません。
そのため、ご自身の肌にとって刺激が強すぎると感じるものは使わないようにしましょう。
詳しくは次の章「肌タイプ別、おススメクレンジング剤」で解説していきます。
2:やりすぎ厳禁
朝クレンジングは毎日おこなう必要はありません。
やりすぎると必要な皮脂まで落としてしまい乾燥を引き起こすため、肌をうるおそうと逆に皮脂の過剰分泌につながることになります。
また、肌のバリア機能もダメージを受け続けることになり、新陳代謝がうまくいかず、皮膚の生まれ変わるターンオーバーにも支障をきたしてしまいます。
そのため、
です。
ただし、脂性肌の人の場合は皮脂の多さから日中の顔がどうしても臭くなりがちです。
気になる場合は、洗浄力がやさしめのクレンジング剤で毎日おこなうのも得策かもしれません。
3:保湿をしっかりおこなう
保湿はしっかりおこないたいものの、脂性肌の人と乾燥肌の人では適した保湿剤も異なります。
脂性肌の人がしっとりうるおうタイプの化粧水をつければ、べたつきますし、乾燥肌の人がさっぱりタイプを使えば、肌が乾燥してツッパリ感を感じてしまいます。
化粧水は自分の肌に合ったものを選ぶようにしましょう。
これら3つのポイントを守って、朝クレンジングの効果を最大限に高めていきましょう。
【肌タイプ別】おススメクレンジング剤
人それぞれ肌タイプは異なりますので、自分の肌にあったクレンジング剤を選ぶようにしましょう。
だいたいの目安ですが、こうなります。
- 脂性肌→オイルタイプ、ジェルタイプ
- 混合肌→ジェルタイプ
- 乾燥肌→クリームタイプ、リキッドタイプ
- 敏感肌→ミルクタイプ、リキッドタイプ
それぞれ見ていきましょう。
【脂性肌】オイルタイプ、ジェルタイプ
脂分を落とすためには、クレンジング力の高いオイルタイプやジェルタイプがいいでしょう。
しかし、皮脂や乳液の油分を落とすことが目的ですので、なじませる時間は夜よりも短時間で済ませるようにしてください。
脂性肌さんは日中も絶え間なく皮脂が出ますので、夜のうちに分泌された皮脂や乳液などの油性汚れをしっかり落として、ニオイの元を少しでも減らしておきましょう。
【オルナオーガニック】クレンジングオイル |
楽天市場価格:2080円(送料込、2024/9/12現在) |
★ クレンジング・洗顔・毛穴ケア・角質ケアの1本4役 ★ 汚れはしっかり落とすのに、洗顔後つっぱらない ★ 肌なじみがよく、肌摩擦が少なくて済む ★ 楽天レビュー1270件以上!(2024年9月時点) ★ 楽天・総合評価4.65点(5点満点中)の高評価 |
【混合肌】ジェルタイプ
脂っぽさと乾燥をあわせ持つ混合肌さんは、ジェルタイプがおススメです。
ジェルタイプは皮脂をしっかり落としながらも、オイルタイプほど洗浄力が高いわけではないので、うるおいを残しつつやさしく洗いあげてくれます。
【オルナオーガニック】クレンジングジェル |
楽天市場価格:2080円(送料込、2024/9/12現在) |
★ 毛穴の奥の汚れや角質を浮かせて落とす ★ 伸びのいい濃密ジェルで、摩擦が少ないから肌刺激が少ない ★ うるおいを与えるから、洗顔後もつっぱらない ★ 楽天レビュー2840件以上!(2024年9月時点) ★ 楽天・総合評価4.59点(5点満点中)の高評価 |
【乾燥肌】クリームタイプ、リキッドタイプ
乾燥肌の人は皮脂も水分も少ないので、洗浄力の高さは必要ありません。
洗浄力の高いオイルタイプやジェルタイプを使うと、逆につっぱりを感じることになります。
そのため、洗浄力は程よく、保湿力のあるクリームタイプやリキッドタイプがおススメです。
【くれえる】 クレンジングクリーム |
楽天市場価格:4840円(送料込、2024/9/12現在) |
★ メイクや汚れだけを浮かせて、包んで落としてくれる ★ トリートメント効果が高く、肌から水分を奪わないため、つっぱりや乾燥を感じにくい ★ 朝・晩 1日2回の使用で約1.5~2か月分 ★ 楽天レビュー98件以上(2024年9月時点) ★ 楽天・総合評価4.88(5点満点中)の脅威の高評価 |
【敏感肌】ミルクタイプ、リキッドタイプ
洗浄力の高さや乾燥によって、肌のかゆみや赤み、ひりひり感を感じやすい人は、肌にやさしく保湿力の高いミルクタイプやリキッドタイプを選ぶと良いでしょう。
また、添加物が刺激の一因ともなりますので無添加のものも良いですね。
【マダムヨシコ】トリートメントクレンジングミルク |
楽天市場価格:3280円(送料別、2024/9/12現在) |
★ 毛穴奥の汚れを包み込んで落としてれる ★ 界面活性剤が最小限だから、肌のバリア機能を守ってくれる ★ 低刺激設計なので、敏感肌の人にも安心 ★ 楽天レビュー555件以上(2024年9月時点) ★ 楽天・総合評価4.36(5点満点中) |
みんなにおススメのクレンジング剤
肌タイプで適したクレンジング剤はあっても、
- 自分がどんな肌質なのかイマイチわからない
- 日によって乾燥する日もあれば、脂ギッシュな日もある
- とにかく評判のいい、安心できるものが使いたい
など、人によって悩みは様々です。
そんな時は、オールマイティにかなえてくれるこちらの商品をおススメします。
【オルビス】オフクリーム |
【初めての方限定セット】2530円(税込み・初回送料無料) |
★ 最初はクリームなのに、なじませるとオイルに変わる不思議テクスチャ ★ 肌に不要なものはしっかりオフ ★ だけど、必要なものは残してくれるから、つっぱらない |
朝クレンジングのやり方
朝クレンジングのせいでお肌が乾燥して、逆に皮脂の過剰分泌を招いては元も子もありません。
朝クレンジングの基本は「やさしく、ていねいに」です。
それでは、朝クレンジングのやり方やポイントを見ていきましょう。
【事前準備】
- ティッシュで余分な脂分や油性汚れをオフ
- 手は洗っておく
クレンジング剤に負荷をかけないために、余分な脂分や乳液などの油性汚れはティッシュで吸い取っておきましょう。
また、手が汚れているとそちらに洗浄力が奪われ、クレンジング剤や洗顔料の威力を最大限に発揮できません。
まずは、手を洗っておくこともお忘れなく。
【洗い方】
① 適量を手の平に出して人肌に温める
皮脂は冷たいと固まりますが、温かいとゆるんで落ちやすくなります。
そのため、まずは手の平でクレンジング剤を温め、人肌になったところで顔にのせましょう。
② やさしくくるくる、なじませる
温まったクレンジング剤を顔にのせたら、やさしくくるくるしながら、お肌になじませましょう。
この際、夜のクレンジングのように念入りになじませる必要はありません。
摩擦による肌荒れや乾燥の原因になりますので、なじませるのは短時間で済ませてください。
くるくるが顔全体に行き渡ればOKです。
③ ぬるま湯で洗い流す(お湯はダメ)
水で洗い流すと皮脂も毛穴もキュッと締まって、汚れが閉じ込められるため、毛穴の奥まで汚れが落ちなくなってしまいます。
すすぎの際は、皮脂も毛穴もゆるむ、35℃前後のぬるま湯で洗い流しましょう。
ちなみに、熱いお湯ですすぐと必要な皮脂まで流れてしまい、乾燥と皮脂の過剰分泌につながりますので要注意ですよ。
④ W洗顔でぬめりや汚れを洗い流す
クレンジングの後は洗顔料を使って、クレンジング剤のぬめりと残った皮脂や汚れを落としていきましょう。
この時もやりすぎると肌に負担がかかるので、短時間で済ませましょう。
⑤ しっかり保湿をおこなう
洗顔まで終わったら、タオルでやさしく拭いて、素早く化粧水や乳液で保湿をしましょう。
保湿を怠れば乾燥からメイクがよれたり、そのあとの皮脂の過剰分泌でファンデーションの脂浮きやメイク崩れにつながります。
「脂性肌ならさっぱりタイプ」、「乾燥肌ならしっとりタイプ」など自分の肌に合った化粧水や乳液でしっかり保湿してください。
まとめ
お昼から夕方にかけて、顔が皮脂臭くなる人は朝クレンジングを試してみてください。
顔のニオイの主な原因は、
- 夜のうちに分泌された皮脂や汗
- 夜つけた乳液やクリームなどの油分
- ファンデーションなどの油分
これらが入り混じって酸化することで引き起こされています。
そのため、朝からクレンジングをすることは、これらの皮脂や乳液などの油分を取り除いて、日中のニオイ予防のためには効果絶大なんです。
とは言え、やりすぎると皮膚トラブルや乾燥につながるので、まずは週1~2回からはじめてみましょう。
皮脂分泌の盛んな脂性肌さんは、様子を見ながら回数を増やすのもいいですね。
少しでも顔のニオイから解放されますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。