冬の加齢臭こそ要注意!ニオイを強く感じさせる7つの理由

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実は冬は加齢臭が強くなる!?

汗もほとんどかかないのに、
加齢臭が強くなるわけないじゃん
むしろ寒いから、
何もニオイなんてしないわよ

と思っていては大間違い。

冬はニオイに鈍感になり、油断しやすいため加齢臭が強くなりやすい季節なんです。

しかし、改善法はありますので、それほど冬の加齢臭に恐れることはありませんよ。

ニオイを強くさせる7つの理由

冬の加齢臭を強く感じさせるものは大きく分けて7つあります。

加齢臭には食生活も大きく関係してきますが、今回紹介するのは内面ではなく外側部分です。

対処法も載せていますので、ひとつずつ見ていきましょう。

その① 汗は減っても皮脂は減らない

夏は大汗かきの人でも、冬の寒さではなかなか汗をかきにくくなるものです。

しかし、皮脂はどうでしょうか。

皮脂の分泌は11月から1月が一番量が減るものの、激減するわけではなく、年間を通して分泌量にそれほどの変化はありません。

むしろ、冬は空気が乾燥しているため、お肌の自己防衛反応でカサカサのお肌をうるおそうと大量に皮脂が分泌されるのです。

皮脂が分泌されるということは、つまり加齢臭の原因でもあるノネナールが大量生産され、夏以上に加齢臭が強くなってしまうのです。

対処法

乾燥が原因であれば、保湿をすればよいのです。

お風呂上りや洗顔の後は、しっかりとした保湿を心がけましょう。

その② 冬の汗はべたつく不良汗

汗をかくために夏に頑張った汗腺も、冬は寒くて働きが鈍くなっています。

そんな鈍化した汗腺から出てくる汗はサラサラではなく、べたつきのある不良な汗なのです。

この不良汗には脂肪酸が含まれています。

脂肪酸は加齢臭の元となるノネナールの生成に欠かせない物質なので、結果、冬は加齢臭も強くなるのです。

対処法

・有酸素運動で軽く汗を流す

・湯舟に浸かって、汗腺を活性化させる

冬もほどよく汗をかいて、汗腺を元気に働かせてあげましょう。

その③ 入浴を怠りがち

今日は汗をかいてないし、そんなに汚れていないからお風呂には入らなくていいかな。

なんて日はありませんか?

わかりますよ、寒いし面倒くさいし、正直たいして臭くないし・・・

しかし、そのものぐさ精神があだとなって翌日大変なことになるんです。

前述した通り、冬も皮脂は乾燥により大量に分泌されています。

その皮脂を放っておくとどうなるか。

そうです。どんどん酸化して、きつい加齢臭に変化してしまうのです。

その日の皮脂はその日のうちにしっかりと石鹸で洗い流しておきましょう。

ワンポイント

・できれば湯舟に浸かって、汗腺を元気にしてあげましょう。

・湯舟に浸かることで、毛穴に詰まった皮脂が溶け出しやすくなります。

・入浴後は保湿をしましょう。

その④ 冬の衣類に問題あり

冬の衣類って、肌着以外ほとんどすべて分厚くないですか?

または、ニット類のような洗濯しにくい素材だったり。

  • 分厚いから乾きにくい → 洗濯は何回か着てからしようかな
  • おしゃれ着洗いは面倒くさい → 今シーズン終わったらアクロンで洗濯しよう
  • クンクンしてから → まだいけるかな、よし今日も着よう

そんな感じで同じ服を繰り返し着ていると、否が応でも衣類に皮脂が付着します。

付着した皮脂は蓄積され、どんどん酸化し、皮脂臭と加齢臭の入り混じった鼻をつく悪臭に変化するのです。

対処法

何度も着ずに、適度に洗濯しましょう。

その⑤ 首回りから醸し出される

首、特に襟足側は皮脂の分泌が多い場所です。

なぜなら、上は頭皮、下は背中でどちらも皮脂の分泌が激しい箇所だからです。

つまり、首はニオイが発生しやすいスポットと言えます。

さて、冬のファッションの定番と言えば、ハイネックのニットやマフラーなどの首を覆うアイテムですね。

また、コートなどのアウターも寒さから守ってくれますので、誰もが毎日着用しますよね。

しかし、いずれもなかなか洗濯しないものです。

試しに襟元を嗅いでみてください。

てんぷら油が酸化したような、すえたニオイがしませんか?

皮脂が蓄積、酸化を繰り返し、悪臭と化しているのです。

対処法

入浴時は首、襟足もしっかり洗いましょう。

また、ハイネックのインナーなどを着て、直接肌がアウターなどに触れないようにしましょう。

その⑥ 洗濯方法に問題がある

洗濯しても、洗濯方法に難があっては汚れは落ちないので意味がありません。

しっかりと汚れを落とすことで、服についた加齢臭を落とし、ニオイの振りまきを防ぐことができるでしょう。

対処法

洗濯方法を見直しましょう。

冬の洗濯方法についてはこちらもご参照ください。

その⑦ 温かい部屋でニオイが放出される

寒い外ではニオイを強く感じることがありませんが、温かい室内に入ったとたん、衣類や体が温められて、ニオイがもわ~んと放出されます。

わかりやすい現象でいえば、冷凍食品は凍った状態ではニオイがほぼしないのに、食べるために電子レンジでチンすると、おいしい香りが立ち込める、これと同じです。

解凍された衣類と体からニオイが立ち込めるため、冬は加齢臭が強く感じられるのです。

対処法

①~⑥までの対処法を試してニオイ自体を減らしましょう。

今回のまとめ

冬の加齢臭は夏よりも強く感じやすいものです。

それは冬は皮脂の分泌や不良汗などニオイが発生しやすい要因が重なるにもかかわらず、体を清潔に保つことや洋服の洗濯を怠るためです。

しかも、発生した加齢臭や皮脂臭などのニオイ分子は温かい部屋で緩みに緩んで放出されるため、私たちの嗅覚はニオイを確実に察知できるのです。

加齢臭の原因には食生活も大きく関係していますが、今回紹介したのは内面からではなく、外側の簡単にできるケア部分です。

いずれも簡単な対処法でニオイは軽減できますので、試してみてくださいね。

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