緑茶以上の魅力あり!ほうじ茶の口臭予防効果がすごい話

ほうじ茶屋

緑茶が口臭予防に効果があるのは、有名なお話。

でも実は、ほうじ茶はもっと効果があるんですよ。

● でも、ほうじ茶ってよくわからない
● どこで買えるの?まさか高級品?
● どうして緑茶よりいいって言えるの?

そんな疑問を持っていませんか?

 

ほうじ茶は実は緑茶よりも安価!

なのに緑茶よりも魅力的な点がたくさんあるんです。

 

この記事では、

  •  ほうじ茶の基本情報
  •  ほうじ茶が口臭予防に効果がある理由
  •  緑茶よりも優れているワケ
  •  ほうじ茶のおいしい淹れ方と飲む際の注意点

などについて深掘りしていきますよ。

最後まで読んで、ほうじ茶の魅力を感じてもらえたらうれしいです。

 

書いた人

 

 

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ほうじ茶ってどんなお茶?

ほうじ茶

ほうじ茶とは

番茶を香ばしい風味を出すために焙じた(ほうじた)お茶

のことです。

 

お茶は年に4回収穫時期があります。

一番茶

若くやわらかい葉の初摘み茶で高級品として出回ります。

二番茶

続く二番茶は普通の煎茶として出回ります。

三番茶・四番茶

その後、三番茶、四番茶と続き、一番茶に比べ、渋くて味が劣るとされています。

そのため、低級茶扱いされるのですが、これらの番茶をおいしく飲むために考案されたのが、ほうじ茶なのです。

 

三番茶、四番茶は低級品だけど、太陽の日差しをたっぷり浴びて、たくさんのカテキンを生成しているので、実は栄養豊富なんですよ

 

ほうじ茶が口臭予防に効果がある理由

ほうじ茶

ほうじ茶が口臭予防に効果がある理由は、カテキンによるものです。

カテキンには

  •  抗菌効果
  •  消臭効果

があります。

 

カテキンの抗菌効果

カテキンには抗菌効果があり、虫歯菌や口臭の原因菌を殺菌し、繁殖を抑制してくれる働きがあります。

 

カテキンの消臭効果

カテキンはポリフェノールの一種で、におい成分を吸着する働きがあるため、口臭予防に効果が期待できます。

 

カテキンの弱点は熱

しかし、このカテキンは熱に弱いので、強火で焙じられる際に減少してしまうのが難点です。

せっかく、太陽の日差しをたっぷり浴びて、たくさんのカテキンを生成しているのに、もったいない気もしますが、焙じることでいいこともあるんですね。

次はそれを紹介していきますよ。

 

ほうじ茶が緑茶よりも優れている3つの理由

正解

ほうじ茶は焙じることで、ある意味緑茶よりも魅力的な飲み物になるんです。

焙じることで生まれる、緑茶よりも優れている点はこちらの3つ。

  •  緑茶よりもカフェインが少ない
  •  ピラジンでリラックス
  •  緑茶よりも安価

ひとつずつ見ていきましょう。

 

1:緑茶よりもカフェインが少ない

緑茶はカフェインが多いため、飲みすぎると交感神経を活性化させ、唾液の分泌を減少させます。

また、利尿作用もあることから、さらに唾液の分泌量が減り、口臭悪化につながるのです。

しかし、

ほうじ茶は焙煎時にカフェインが分解されて減る

ため、緑茶よりもカフェインが少ない上に、苦みも少なく飲みやすい飲み物になります。

 

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2:ピラジンでリラックス

お茶の葉に火を入れて焙煎する際に、ピラジンという香り成分が発生します。

ほうじ茶のあの独特の香ばしいい香りはピラジンによるものです。

ピラジンには

鎮静作用があり、精神を安定させる効果があるため、リラックス効果が得られます

そのため、副交感神経の働きが優位に立ち、唾液の分泌が促進されるのです。

唾液には自浄作用があり口内を清潔に保ち、口臭や虫歯を防いでくれる作用があるため、分泌が促進されることで必然的に口臭が軽減されるのです。

 

3:緑茶よりも安価

ほうじ茶は低級品の番茶をおいしくするために焙じたものです。

● スーパーやネットショップなど、どこでも買える
● 緑茶よりも断然お安い

日常生活に取り入れやすいですね。

 

ほうじ茶のおいしい淹れ方

やかんと湯気

ポイントは「沸騰したお湯で一気に淹れること」です。

そうすることで、リラックス効果を生み出す独特の香ばしい香りを存分に引き出すことができます。

【淹れ方】

  1.  一人分、茶葉3g程度を急須に入れる
  2.  沸騰したお湯を一気に注ぎ、30秒ほど蒸らす
  3.  湯呑にそそぐ

 

茶葉の入れっぱなしはダメ

急須に茶葉とお湯を入れっぱなしにしたり、ティーパックで淹れる際、浸しっぱなしにしていると風味が落ちます。

また、変色や腐敗の原因にもなりますので、抽出したらすみやかに茶葉やティーパックは取り除くようにしましょう。

 

ほうじ茶を飲む際の注意点

ほうじ茶にも少ないとは言え、コーヒーの三分の一、紅茶の二分の一程度のカフェインが含まれています。

ちりも積もれば山となる、です。

ほうじ茶を飲む際は、

多くても一日2リットルまでにとどめましょう

また、カフェインに敏感な方は寝つきが悪くなるので、寝る前に飲むのは避けたほうが良いでしょう。

 

まとめ

今回はほうじ茶が口臭予防に効果がある理由と、緑茶よりも優れている点について紹介しました。

  •  カテキンで口臭予防に効果的
  •  緑茶よりもカフェインが少ないため、唾液の分泌が抑制されない
  •  リラックス効果で唾液の分泌が増える
  •  緑茶よりも安価

どうですか?

ほうじ茶の魅力は伝わりましたかね?

 

緑茶もカテキンが豊富に含まれているため、口臭予防には効果的なのですが、飲みすぎるとカフェインの過剰摂取となり、交感神経の活性化や利尿作用によって、唾液の分泌を減少させます。

その点、ほうじ茶は焙煎段階でカフェインが分解されるため、含まれてはいますがカフェインの量は少量です。

 

また、焙じることにより発生するピラジンという香り成分により、リラックス効果を得られ、副交感神経を優位に立たせることで、唾液の分泌を促すことができます。

緑茶よりも安価で購入しやすいので、生活に取り入れやすいのも利点ですね。

口臭が気になっている方は、食後の一杯に飲まれてみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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