鼻やTゾーンにいつの間にか出現する毛穴の黒いポツポツ
● 人と会話するとき見られていそうで気になる
● 見られたくないからマスクがずっと手放せない
そんなお悩みはありませんか？
この黒いポツポツの正体は、角栓（かくせん）というもの。
この角栓、見た目が悪いだけでなく、放っておくと顔が臭くなる原因にもなる厄介者なんです。
この記事では、
- 角栓ができるしくみ
- 角栓を生み出さないための洗顔方法
- できてしまった角栓の取り方
- 角栓を作らないためにできること
などについて深掘りしていきますよ。
最後まで読んで、角栓と無縁のお肌を手に入れてください。
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角栓はどうしてできるの？
角栓は、
最初は白っぽい色をしていますが、時間が経つと皮脂が酸化され黒ずんだポツポツになります。
いわゆるイチゴ鼻の誕生です。
ではどうして、毛穴に角質や皮脂が詰まるのか？
それは皮膚の生まれ変わるサイクルであるターンオーバーが乱れるからなんです。
ターンオーバーはどうして乱れるの？
通常であれば、ターンオーバーの周期は20代で約28日かかります。
年齢が上がって新陳代謝が落ちてくれば、30～40代で約45日ほどかかるようです。
しかし、過度なストレスや睡眠不足、偏った食生活、さらに間違った洗顔方法などが原因で、このサイクルが狂うことがあります。
特に、
適当でずさんな洗顔をおこなうことで、肌の生まれ変わりがうまく行われず、古くなった角質が剥がれ落ちることがないまま蓄積されて、角栓の原因となってしまうのです。
次の章では、適当な洗顔がいかによくないことなのか、詳しく見ていきましょう。
適当な洗顔が引き起こすトラブル6選
メイクをしっかり落としていなかったり、洗顔を適当にしていると、ターンオーバーの妨げになるばかりか様々なトラブルの原因になります。
主なトラブルはこちらの６つ
- 毛穴が目立つようになる
- さらに皮脂が分泌される
- 角栓ができ、顔が臭くなる
- お肌に必要なものが落ちる
- 洗顔後のケアが無意味になる
- シミやくすみの原因になる
ひとつずつ見ていきましょう。
トラブル1：毛穴が目立つようになる
顔から皮脂が分泌されると、気になるのは
・皮脂が酸化した時に出る脂臭いニオイ
ではないでしょうか。
それを気にしすぎて、強い洗浄力の洗顔料で顔を一生懸命洗っていませんか？
そうすると、
・外的刺激から守ろうと角質が厚くなる
その結果、毛穴が目立つようになってしまうのです。
トラブル2：さらに皮脂が分泌される
前述したとおり、洗いすぎると必要な皮脂まで落ちてしまい乾燥につながります。
そうなると自己防衛反応が働き、乾燥を防ごうと皮脂の過剰分泌を招くのです。
最悪の場合、この状態が続くと皮脂腺が発達し、結果的に脂性肌になってしまうこともあるので要注意なんです。
トラブル3：角栓ができ、顔が臭くなる
洗顔をしすぎるとバリア機能がダメージを受けて、お肌が乾燥します。
それが続くと新陳代謝がうまくいかず、皮膚の生まれ変わるターンオーバーに支障をきたします。
そうなると古い角質と皮脂が毛穴にたまりやすくなり、角栓となります。
角栓自体にニオイはありませんが、タンパク質と皮脂でできているため、
・皮脂が酸化することで、油くさいニオイになる
このふたつのニオイが混ざり合って、顔が臭くなる原因となるのです。
トラブル4：お肌に必要なものが落ちる
メイクや皮脂をしっかり落としたいからと、キュッキュとなるまで顔を洗いまくっていたら、お肌に必要な皮脂やセラミド、天然保湿成分まで洗い流されてしまいます。
その結果、肌のバリア機能が弱まり、乾燥やアレルギーを引き起こすことになりかねないのです。
トラブル5：洗顔後のケアが無意味になる
たとえ洗いすぎたとしても、
「そのあとの化粧水や乳液で補えばいいじゃない」
と考えがちですが、ダメージを受けた肌のバリア機能が回復するためには、最低でも数日が必要になります。
つまり、そんな状態のお肌に化粧水や乳液をたっぷり補充してあげたとしても、根本が傷んでいるので、ほぼ無意味なのです。
トラブル6：シミやくすみの原因になる
バリア機能の低下によりお肌が乾燥すると、それを補おうとたっぷりの乳液やクリームなどをつけてしまいますよね。
しかしそれにより、化学物質や添加物がお肌に刺激を与え、炎症を起こすことがまれにあります。
そして、刺激を受けたお肌は自己を守るために、メラニン色素を作り出し、シミやくすみの出やすいお肌になってしまうのです。
洗顔方法を間違えるだけで、こんなにたくさんの悪影響があるんですよ。
では、正しい洗顔をするためにはどういったことに気を付けるといいのでしょう。
洗顔料選びのポイントとは？
洗顔の基本はしっかりと汚れを落とすことです。
それができなければ、皮脂やメイク汚れが溜まり、新たな角栓や黒ずみを作りだすことにつながります。
洗顔料を選ぶ際のポイントは
- クレンジング剤は肌質にあったもの
- 洗顔料は適度な洗浄力のもの
です。詳しく見ていきましょう。
クレンジング剤は肌質にあったものを
クレンジング剤には、オイル系、ジェル系、ミルク系、リキッド系などいろいろありますが、洗浄力の強さが異なります。
・乾燥肌の人が強い洗浄力のものを使えば、さらに乾燥してしまいます。
自分の肌質によって、クレンジング剤のタイプを選ぶといいですね。
大まかな目安としては、
- 脂性肌→オイルタイプ、ジェルタイプ
- 混合肌→ジェルタイプ
- 乾燥肌→クリームタイプ、リキッドタイプ
- 敏感肌→ミルクタイプ、リキッドタイプ
となります。
摩擦による肌ストレスを減らすため、どのクレンジング剤であっても、なじませる時間は１分以内におさめましょう。
ワンポイント
クレンジングシートはおすすめできない
クレンジングシートは最初からクレンジング液が染み込んだものなので、疲れてメイクを落とす気力がないときでも、ササッとメイクが拭き取れてお手軽ですよね。
ただし、この「拭き取る」という行為がお肌にとっては致命的なんです。
シートで肌をこすることは大きな刺激になります。
刺激を受けた肌は、自己防衛のためにメラニン色素を作り出し、シミやくすみが出やすい肌になります。
また、バリア機能がダメージを受けて、乾燥やターンオーバーの乱れを引き起こすことにつながるのです。
そうなんです。
リキッドタイプのクレンジング剤はコットンに染み込ませて使うので、お肌の負担になります。
そこでおススメなのが、コットンを使わない方法です。
邪道かもしれませんが、コットンを使わないで手でなじませるのです。
● 手で顔を覆って温めると、メイク汚れも浮きやすくなりますよ。
洗顔料は適度な洗浄力のあるものがベスト
洗浄力の弱い石けんは、皮脂やメイク汚れをしっかり落としきれないので角栓ができる原因になります。
かと言って、必要な皮脂まで奪うほどの洗浄力の高い洗顔料だと、今度は乾燥からの皮脂の増加や、バリア機能の低下を招きます。
「汚れは落とすけど、必要なものは残す」という程よい洗浄力の洗顔料を選ぶようにしましょう。
ベイビーちゃんの特長
◎ 炭の吸着力・・・汚れや古い角質、ニオイの元をしっかり吸着し、毛穴の奥までスッキリ
◎ ローヤルゼリー・・・栄養を与える
◎ ホホバオイル・・・潤いを逃さず閉じ込める
トリプル効果で汚れはしっかり落とし、お肌の潤いを守ります
理想の洗顔をする上での5つのポイント
洗顔には自分なりのこだわりがある方もいらっしゃるでしょう。
基本的には好きなように洗ってもらって構わないのですが、ただやみくもに洗えばいいわけではありません。
理想的な洗顔をする上で、守ってほしいポイントがあります。
それがこちらの5つ
- 35℃くらいのぬるま湯が最適
- たっぷりの泡で洗う
- すすぎはしっかり
- タオルで押さえるように拭く
- 拭いた後はすぐに保湿を
ひとつずつ見ていきましょう。
1：35℃くらいのぬるま湯が最適
水で洗うと、毛穴が締まり皮脂や汚れを上手に洗いだすことができません。
かと言って、熱すぎると皮脂が必要以上に落ちてしまうことから、お肌の乾燥を招き、皮脂の過剰分泌につながります。
洗顔の際は、毛穴を緩める35℃くらいのぬるま湯を使うようにしましょう。
2：たっぷりの泡で洗う
洗顔料を泡立てずにただ塗りつけるだけだと、
・摩擦により肌に刺激が伝わる
といった、もったいないことになってしまいます。
洗顔料は洗顔ネットなどを使い、もこもこ泡にしてお肌に転がすようにして洗うと、毛穴の奥までやさしくしっかり洗顔することができます。
3：すすぎはしっかり
当たり前ですが、洗顔料のヌルヌルはうるおい成分ではありません。
ヌルヌルが残っていると洗浄成分の刺激が残り、お肌が炎症するなどのトラブルを引き起こします。
ヌルヌルがなくなるまで、生え際やあごの下、小鼻のまわりまでしっかりすすぎましょう。
すすぐ際もこすらず、ぬるま湯をやさしく浴びせるようにしてくださいね。
4：タオルで押さえるように拭く
洗った後は、タオルをお肌にやさしくポンポンしながら、水分を拭き取りましょう。
決して、ゴシゴシしないように。
5：拭いた後はすぐに保湿を
洗顔の後は皮脂などが洗い流され、お肌がむき出し状態です。
そのままにしていると、乾燥から皮脂の過剰分泌を招きます。
洗顔後はすばやく保湿をして、乾燥からお肌を守りましょう。
ワンポイント
手に汚れがついていると、せっかくの洗浄成分が手の汚れに持っていかれ、洗浄力が十分に発揮できなくなってしまいます。
これらのポイントをおさえて、新たな角栓を生み出さないようにしたいですね。
とは言え、油断すると勝手に現れる角栓たち・・・
上手にとる方法はあるのでしょうか。
できてしまった角栓の取り方
角栓をそのまま放置していると、皮脂が酸化され黒ずんだポツポツになります。
見た目が悪いだけでなく、角栓を構成するタンパク質と皮脂が皮膚常在菌に分解されることで、顔のニオイの原因にもなります。
そのため、角栓はできる限り取り除いたほうがよいのですが、そこにはポイントがあります。
基本はやさしく。
無理やり取るのはダメですよ。
【角栓の取り方】
- 入浴したり蒸しタオルで顔を温めて、角栓をやわらかくしておきます
- 毛穴からニョキッと出ているものがあれば、まわりの皮膚を指の腹で軽く押して、角栓を押し出してあげます。
- ティッシュでやさしく拭き取りましょう
- 最後は収れんタイプの化粧水か冷水で毛穴を引き締めて、しっかり保湿をしてください。
ぽっかり毛穴になったり、さらなる角栓を生み出す原因になっちゃいますからね。
やってはいけない角栓の取り方
黒ずみや顔のニオイを防ぐためには、角栓は取ったほうがいいのですが、無理やりとることは逆効果になるのでやめましょう。
特に以下の取り方はおススメしません。
角栓取り鼻パックはダメ
濡れた鼻に貼り付けて、数分後に無理やりはがすタイプの鼻パックがありますが、肌への刺激が強すぎるため使わないほうがいいでしょう。
あれを使うと角栓だけでなく、肌表面の角質細胞までいっしょにはがされてしまい、肌のバリア機能が損なわれ乾燥を招きます。
その結果、自己防衛反応が働き皮脂が過剰に分泌されるため、テカリと脂臭い顔になりかねません。
ピンセットで抜き取るのはダメ
ピンセットで無理やり抜くと、ぽっかり穴があいて毛穴が広がるばかりか、そこにファンデーションや汚れがつまり悪目立ちします。
また、毛穴やまわりの皮膚を傷つけるため、そこから炎症を起こすことがありますので、無理に引き抜くのはやめましょう。
定期的に取り入れたい角質ケア
いくら頑張ってクレンジングや洗顔をおこなっても、角栓ができてしまうこともあります。
そこで取り入れたいのが酵素洗顔による角質ケアです。
角栓を構成しているものは角質（タンパク質）と皮脂が混ざったものですが、タンパク質は通常の洗顔料では落とすことができません。
しかし、酵素配合の洗顔料を使えば、タンパク質を分解してくれるため、取り除くことができるのです。
しかし毎日するには刺激が強すぎて逆にお肌が弱ってしまいますので、週に1～2回くらいにしておきましょう。
定期的に行うことで、角栓ができにくくなりますよ。
ILUS 薬用 酵素洗顔パウダーの特長
◎ Wの酵素で汚れを分解・・・タンパク質分解酵素と脂質分解酵素の力で、毛穴の汚れや古い角質を浮かせて分解
◎ 酵素が活きている・・・独自技術で活きたまま酵素が個包装されているため、使うときに酵素パワーを最大発揮します
◎ スッキリするのに、つっぱらない・・・ヤシ油から抽出されるナチュラル洗浄成分で汚れをしっかり落とし、高い保水力をもつシロキクラゲ多糖体でうるおいをキープします
また、「酵素洗顔は使ったことがあるけど、角栓除去にはイマイチだった」という方には、ブラシなどと併用して効率よく角栓を除去できるものもおススメです。
Chocobra スペシャル毛穴ケアセットの特長
◎ 肌をほぐす・・・温感ジェルで毛穴に詰まった汚れを浮かせます
◎ 汚れをからめとる・・・専用ブラシで毛穴の汚れをからめとり、黒ずみや角栓をしっかりケアします
◎ 肌と毛穴を引き締める・・・ビタミンC誘導体配合の美容液で、毛穴を引き締め皮脂の分泌を抑えます
角栓を作らないために
できてしまった角栓は除去が難しく、無理やり取ると毛穴の広がりや皮膚の炎症を招く原因となります。
そのため、そもそも角栓を作らないことが一番の解決策になります。
角栓を作らないためには、ターンオーバーのサイクルを乱さないことが大切です。
そのための３つのポイントをご紹介します。
① ストレスをためない、睡眠をとる、バランスの良い食生活
角栓はターンオーバーのサイクルが正常であれば、1～2ヵ月で押し出され自然になくなります。
しかし、ストレスがたまったり、睡眠不足などが続くと、肌の新陳代謝も滞り、ターンオーバーに乱れが生じます。
また、油っこいものやジャンクフードばかりの偏った食生活も、ターンオーバーの乱れを引き起こしますので、規則正しい生活を心がけることが大切なのです。
② 朝も顔を洗うときは洗顔料を使おう
洗顔の際は、汚れを残さないことがポイントです。
「朝はうるおいを守りたいから水だけで済ませます」という人は要注意。
寝ている間にも汗や皮脂は絶えず分泌されているため、汚れていないようでも、しっかり顔は汚れています。
朝もたっぷりの泡でしっかり洗顔を行いましょう。
脂性肌の人は、朝から軽くクレンジングをすることもおススメです。
ワンポイント
３５℃くらいのぬるま湯を使えば、毛穴に詰まった皮脂も溶け出しますので、洗顔の際はぬるま湯を使うようにしましょう。
ただし、最後の仕上げに冷水で毛穴を引き締めるというのは有効ですよ。
朝からしっかり顔を洗っていても、気づけば顔があぶら臭くなっている・・・ そんな経験はありませんか？ そうなると、 ● 顔を近づけて話す場面 ● エレベーターなどの狭い空間 ●[…]
③ しっかり保湿する
洗顔後の肌は乾燥しやすい状態です。
洗顔後そのままにしていると、乾燥から肌を守るために皮脂の過剰分泌を招きます。
また、乾燥はターンオーバーの乱れも引き起こしますので、洗顔後はすぐに保湿することが大切なのです。
まとめ
小鼻やTゾーンにあらわれる黒いポツポツした角栓は、見た目の悪さもさることながら、顔のニオイの原因にもなる厄介者です。
角栓を作らないようにするには、ターンオーバーを正常化させることが必要ですが、ずさんな洗顔方法や、ストレスや睡眠不足、食生活の乱れなどが原因でサイクルが乱れることがあります。
できてしまった角栓は放置すると、黒ずみや顔のニオイの原因になりますので、適切な方法で取り除くことが重要です。
ただし、無理に引き抜こうとすると毛穴の開きや炎症の元になりますので、酵素洗顔などを活用して上手に取り除いていきましょう。
また、毎日使うシャワーヘッドの見直しも有効です。
私はミラブルゼロというシャワーヘッドに替えてから、顔の角栓がみるみる減少しました。
【はじめに注意】 サイト管理人の鼻の画像を載せています。 洗顔直後ではなく皮脂がなじんだ、ありのままを撮影していますので、きれいな画像ではありません。 他人の素肌が苦手な方は見ないでください。 […]
なにより、角栓を作り出さないことが一番の解決策ですので、しっかりと洗顔をして規則正しい生活を心がけていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。