動くたびに何かのニオイが付いてくる
頭皮や顔のニオイじゃないけど、すごく近くから皮脂のようなニオイがする
雑菌が繁殖したような、生乾きのニオイがずっとしている
こんな経験はありませんか?
実はこれ、あなたの首が原因で出ているニオイかもしれませんよ。
首は鼻と近いため、ニオイを直に感じ取れます。
ニオイが気になりだすと、周囲の人にクサイと思われないか気になって、他のことが手につかなくなることもありますよね。
この記事では
- 首や衣類のえり元が臭くなる原因
- 臭くなった衣類のニオイの落とし方
- 首のニオイを軽減させる方法
などについて深掘りしていきます。
\首の皮脂もシャワーで簡単オフ/
シャワーだから手間いらず
首が臭くなる7つの原因
首は体の中でも、特に臭くなりやすい部位です。
臭くなりやすい理由はこちらの7つ
- 皮脂の分泌が盛ん
- 首で雑菌が繁殖している
- ミドル脂臭が発生している
- 加齢臭が発生している
- 生乾き状態でえりに雑菌が住みついている
- 首につけた保湿剤などが服に蓄積している
- そもそも洗濯槽が汚い
ひとつずつ見ていきましょう。
1:首は皮脂の分泌が盛んなため
体の中で皮脂の分泌量が多いのは、
2位 顔
3位 背中
です。
首は1位の頭皮と3位の背中の間に挟まれており、言わずもがな皮脂の分泌が盛んな箇所です。
ここから分泌された皮脂が、皮膚常在菌によって汗や汚れとともに分解されます。
その過程で異臭を放ったり、皮脂が酸化して脂臭い原因となるのです。
2:首で雑菌が繁殖している
首から出た皮脂や汗、垢などをエサにして皮膚常在菌が繁殖します。
汗をかいて汗臭くなった時に酸っぱいニオイを感じるのは、皮膚常在菌が作り出す代謝物が酸性だからです。
また、汗に含まれる塩分やアンモニアによって肌が刺激を受け、汗かぶれを生じることがあります。
汗かぶれは汗をかくたびにピリピリチクチクとした痛みを感じることがありますので、汗をかいたら早めに拭いて、首を清潔に保つようにしましょう。
3:ミドル脂臭が発生している
ミドル脂臭は30代半ば~40代半ばの、特に男性に発生しやすいニオイです。
汗腺の働きが低下すると、汗の中に乳酸が分泌されやすくなります。
その乳酸を皮膚に元々存在する常在菌が分解し「ジアセチル」という物質を作り出します。
このジアセチルと皮脂中の中鎖脂肪酸が混ざり合うことで、使い古した天ぷら油のような不快なミドル脂臭を発生させるのです。

しかも、このニオイが発生するのは後頭部から首の後ろにかけてなので、洋服などでおおうことができません。
つまり、ニオイがだだもれ状態になっています。
4:加齢臭が発生している
首や耳の後ろは加齢臭の原因であるノネナールが発生しやすい箇所です。
ノネナールは皮脂腺から分泌された脂肪酸の一種である「ヘキサデセン酸」がバクテリアなどの雑菌の働きで分解・発酵されることで発生します。
一般的に男性であれば40代後半から、女性であれば50代からニオイが発生し、ろうそくのような、青臭いチーズのような、図書館のニオイのような独特のニオイを発します。
首はノネナールの発生場所でもあるので、40代後半の方は加齢臭対策もおこなうと良いでしょう。
中高年を超えると、気になってくるのは加齢臭ですよね。 朝起きた瞬間から、なんだか臭い気がする 満員電車の中で、自分の加齢臭が迷惑をかけていないか気になる 職場に若い女の子が多いから、臭いに気を使う […]
5:えりの生乾きで雑菌が住みついている
雑菌はジメジメと湿って、エサに恵まれた環境で繁殖します。
洗濯物を乾かすときに、なかなか乾かずジメジメの状態が続くと、雑菌は洗剤で落としきれなかった皮脂や汚れなどをエサに大繁殖します。
そして、雑菌臭の元となる排泄物を出し、衣類からいわゆる「生乾き臭」を発生させるのです。
えり元は生地が他のところよりも分厚くなっているため、乾きが遅いです。
雑菌も繁殖しやすいので、服自体はたいして臭くないのに、「首元だけやたらと臭い」ということにもなりえます。
干したら素早く全体が乾くように、サーキュレーターなどを活用しましょう。
衣類に雑菌が住みついていると、洗濯物が乾燥している時は雑菌臭がしなかったとしても、汗で湿ってくると雑菌の動きが活性化して、やはりぞうきんのような雑菌臭を醸し出すので油断禁物です。

夏の暑さで首から汗が出ると、そのままえりにも付着します。
その汗で雑菌が繁殖すれば、ぞうきん臭い生乾き臭が発生しますので、こまめに拭くことが大切です。
6:首につけた保湿剤などが服に蓄積し、悪臭を放っている
皮膚が乾燥しているときは保湿剤をつけますが、その保湿剤が衣類のえり部分についたまま蓄積され、独特の腐敗臭を発生させることがあります。
特にワセリンやオリーブ油、ツバキ油などの油脂系保湿剤の場合は、衣類についても通常の洗濯では完全に落としきることができません。
そのため、えりに蓄積された保湿剤が汗や皮脂などとともに雑菌に分解され、悪臭を発生させるのです。
しかも、胴体であれば衣類を重ね着することでニオイが隠せる場合もありますが、
なので、ニオイをそのまま放出させてしまい、ニオイもより強く感じることになります。
7:そもそも洗濯槽が汚い
定期的に洗浄していない洗濯槽の裏側には、黒カビがたっぷりこびりついています。
何か月も放置した洗濯槽を専用クリーナーで掃除をすると、わかめ状のヘドロのようなものがたくさん浮かんできますが、それこそが黒カビなのです。
黒カビは合成洗剤や衣類についていた皮脂や垢、汚れなどをエサにして増殖し、洗濯槽の裏ですくすくと成長しています。
それらを洗濯しながら、せっせと衣類に移植させて、
恐ろしくないですか?
このように、首やえりはニオイを発生させる原因がたくさんあります。
次の章では、ニオイが発生してしまった衣類の洗い方について見ていきましょう。
衣類の首部分やえりについたニオイを落とす方法
毎日着ているだけでも、えりには皮脂や汗が付着しニオイは発生します。
めったに洗うことのできないものであれば、なおさらです。
コートやハイネックのニット類、制服など、えりや首部分には皮脂や汚れが蓄積され、ニオイも強いものとなっています。
さらに、蓄積されてしまった皮脂や汚れは、
そこでおすすめなのが、以下の洗濯方法です。
- 固形の洗濯石鹸を使って部分洗い
- ぬるま湯を使う
- 弱アルカリ性洗剤につけ置き
ひとつずつ見ていきましょう。
固形の洗濯石鹸を使って部分洗い
固形の洗濯石けんは洗浄力が強力なため、部分洗いに適しています。
えりについた黒ずみ汚れや、化粧品などの皮脂汚れにも強く、除菌効果もありますので洗濯前の予洗いに最適です。
ニオイの発生箇所が明らかであれば、ピンポイントに狙い撃ちできますので、即効性が期待できます。
首元やえりを集中的に洗って、雑菌を撃退しましょう。
おススメは ウタマロ石けん
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首の汚れなどに使用しています。洗濯機に入れる前にこれを使用すると、首の油汚れがよく落ちます。
楽天市場より(60歳・女性)
主人がガス会社で働いております。
ガス器具の修理や給湯器工事で、手袋等々が古い油や泥で大変汚れます。
酷い時は主人が自分で洗います。
「これが一番よく落ちるワ~」と大変喜んでいました。
※ レビューでは「溶けやすいので消耗が早い」というデメリットが多く見られました。
同じくらい評価の高い ブルースティック
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もう何年も愛用してます。泥汚れが本当によく落ちて先日も旦那の服に付いたバイクの油汚れが落ちるのか使ってみたところ見事に落ちました。もうこの石鹸以外使えません。
おススメです!
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頑固な衣類汚れに悩んでいたところ、知人に勧められて購入。
実際に使ってみると、完全ではないにしろ、ほとんどの汚れが落ちていて驚きでした。
無くなったらまたリピートしたいと思います。
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1本990円、3本2000円前後 (ともに送料込み、楽天市場)
3本のほうがだいぶ割安ですが、やはり高いことには変わりありませんね。
ぬるま湯を使う
冷たい水ではどうしても皮脂汚れは固まってしまい、落ちきれません。
しかし、人肌ほどのぬるま湯を使えば、皮脂が溶け出し落としやすくなります。
夜に洗濯するのであれば、お風呂の残り湯を使えるので、水道代も給湯代も節約になって一石二鳥ですね。
ワンポイント
弱アルカリ性洗剤につけ置き
すっぱい汗臭さや皮脂汚れは酸性の汚れです。
酸性の汚れは弱アルカリ性の洗剤を使えば、中和して効率的に落とすことができます。
【代表的な弱アルカリ性洗剤】
- 酸素系漂白剤(別名:過炭酸ナトリウム)
- セスキ炭酸ソーダ
- 重曹
洗浄力の強さはpH値によって異なります。
1位 酸素系漂白剤:pH10~11
2位 セスキ炭酸ソーダ:pH9.8
3位 重曹:pH8.0~9.0
一番洗浄力が高いのは酸素系漂白剤ですが、なければセスキ炭酸ソーダや重曹でも代用できますので自宅にあるものを使われると良いでしょ。
何もない場合は、どれか一種類だけでも常備されることをおすすめします。
どれにするか迷ったら
酸素系漂白剤につけ置きする場合
【用意するもの】
- 粉末の酸素系漂白剤・・・大さじ1
- 40~45℃くらいのお湯
- 洗面器などの容器
※ 洗面器ひとつにつき、大さじ1杯ほど入れてください。
※ 色落ちする場合もあるので、使用量は守ってくださいね。
※ 酸素系漂白剤はシルクやウールなどの動物性繊維にはほぼ使用できません。
【洗い方】
- 40~45℃くらいのお湯で酸素系漂白剤を溶かす
- 臭くなった衣類を1時間~ひと晩ほどつけこむ
- 液体ごと洗濯機に入れて、他の洗濯物と一緒に洗濯する
ワンポイント
皮脂汚れなどの酸性汚れは落とせませんので、ご注意ください。
セスキ炭酸ソーダにつけ置きする場合
酸素系漂白剤も良いですが、セスキ炭酸ソーダもおススメです。
粉末状で水にも溶けやすいので、使い勝手は一番いいです。
キッチンについた油汚れも、セスキ炭酸ソーダ水をスプレーするだけで、難なく落とすことができるので、油汚れに強いことは証明されています。
【用意するもの】
- セスキ炭酸ソーダ・・・大さじ1杯
- 40℃ほどのお湯
- 洗面器などの容器
【洗い方】
- 40℃ほどのお湯でセスキ炭酸ソーダを溶かす
- 臭くなった衣類を1時間~ひと晩ほどつけこむ
- 液体ごと洗濯機に入れて、他の洗濯物と一緒に洗濯する
ワンポイント

私は実際に黒のハイネックをつけ置きしました
色落ちもせず、首元から発生していた雑菌臭がしっかり落ちましたよ。
5回以上着用した後もまだニオイが復活していないので、効果はあったようです。
汗ばんでくると、どこからともなく漂ってくるぞうきん臭い生乾き臭。 自分の動きにともなって、そのニオイも付いてくるため、 え? まさか私が臭いの!? となることはありませんか? ● 着始めた時は何も臭っ[…]
見落としがちだけど、やったほうがいい対策法
衣類の首のニオイを減らす上で、洗濯以外にも大事なポイントがあります。
それは
- すばやく乾燥させること
- 洗濯槽を掃除すること
です。
ひとつずつ見ていきましょう。
生乾き臭が発生しないように、すばやく乾燥させる
ジメジメした環境は、雑菌の繁殖を早めてしまいます。
洗濯物を乾かすのに時間がかかると、洗濯で落としきれなかった皮脂やタンパク汚れなどが雑菌によって分解され、生乾き臭を発生させます。
そうならないように、部屋干しの場合は
- 除湿器とサーキュレーターの併用
- エアコンの風の利用
- 洗濯物の間隔を広くとる
などの工夫をして、短時間で全体が乾くようにしましょう。
洗濯槽を掃除する
前述したとおり、定期的に洗浄していない洗濯槽には黒カビがびっしりついています。
市販の洗濯槽クリーナーや酸素系漂白剤を使って、月に一度は洗濯槽を定期クリーニングをしましょう。
今回は、酸素系漂白剤を使った縦型洗濯機の槽クリーニングの方法をご紹介します。
【用意するもの】
- 酸素系漂白剤・・・500g
- 40~50℃くらいのお湯
【やり方】
- 洗濯槽に40~50℃くらいのお湯をため、酸素系漂白剤を溶かす
- 洗いコースで10分くらい洗濯機を回す
- 電源を切って、そのままひと晩ほと放置
- 洗い→すすぎ2回→脱水 をおこなう
長期間にわたって槽洗浄をしていないと、わかめみたいなヘドロがたくさん浮いてきて、衝撃をうけることになります。
定期的に槽洗浄をして、きれいな状態を保つようにしましょう。
汚いんだけど、わかめが浮いてくると、テンション上がっちゃう!
だけど、ニオイ軽減のためには定期的にがんばんなくちゃ
ワンポイント
洗濯後は水分がたくさん残っていますので、ふたをして閉め切ると湿気がこもって雑菌のパラダイスとなってしまいます。
洗濯後はふたを開けて、内部が乾燥するようにしましょう。
首のニオイを軽減させる方法4選
首自体から発生するニオイを抑えるためには、以下の4つの方法が有効です。
- 首をしっかり洗う
- 汗をこまめに拭く
- 化学繊維の服を避ける
- 首の汚れガードを使う
ひとつずつ見ていきましょう。
1:首をしっかり洗う
一番の対処法は首についた皮脂や汚れをしっかり落とすことでしょう。
しかし、ゴシゴシ洗うと肌がダメージを受けて皮膚を守ろうとし、逆に皮脂を過剰に分泌させます。
そうならないよう、たっぷりの泡でやさしく洗いましょう。
皮脂を効率よく落とすには、シャワーヘッドの見直しもおススメです。
顔に書いた油性マジックを、シャワーのミストだけで洗い流すCMを見たことがありますか?
シャワーヘッド ミラブルzero
という商品で、「ウルトラファインバブル」という通常のシャワーでは出せないほどの超極小バブルを発生させて、汚れを落とします。
このウルトラファインバブルが毛穴の奥まで入り込んで、皮脂や汚れをしっかり取り除いてくれるので、石けんで無理にゴシゴシする必要もないのです。
皮脂や汚れはしっかり落とすのに、肌にやさしく、うるおいまで与えてくれる優れもの。
取り残された皮脂が酸化して発生する不快なニオイも軽減するんです。
ミラブルゼロはあまりの人気の高さから、ニセモノが多く出回っています。
ミラブルゼロは一切値引きをしておらず、49390円でしか購入できません。
楽天市場やAmazonで売られているものは、ニセモノか中古品などの非正規品ですので、サイエンスのメーカー保証も対象外です。
安さにひかれて、購入しないようご注意ください。
ミルキーウェイは正規代理店のひとつです。
安心してご購入いただけます。【正規販売代理店】ミルキーセレクション
(正規代理店の確認はサイエンスホームページでできます)
ミラブルゼロには悪い口コミがあふれています。 効果が実感できない シャワーだけではメイクが落ちない シャワーが冷たすぎる ヘッドが重たすぎる 価格がとにかく高い 私自身、[…]
2:汗をこまめに拭く
汗をかいたら衣類に吸い取られる前に、タオルやハンカチで拭き取るのが理想です。
汗をかいてもそのままにしていると、雑菌に分解されてニオイの元になるだけでなく、皮膚がピリピリチクチクする汗かぶれの原因にもなりかねません。
脇や背中に汗をかいても人前では簡単に拭けませんが、顔や首であれば、どこで拭いても何の恥ずかしさもありません。
特に夏場は汗が噴き出してきますが、厚手のハンドタオルを武器に堂々と人前で拭いていきましょう。
3:化学繊維の服を避ける
ポリエステルなどの化学繊維でできた衣類は、繊維そのものに空間がありません。
そのため、通気性が悪く、吸水性もないため、かいた汗の行き場がないのです。
また、化学繊維は石油由来であるため、皮脂汚れやタンパク質となじみがよく、汚れを吸着しています。
その結果、皮脂汚れや汗が衣類に長時間とどまり、雑菌が繁殖する環境が生まれ、ニオイが簡単に発生してしまうのです。
夏は汗をかいても速乾性があるため快適に過ごせそうですが、雑菌臭のせいでかえって不快な思いをしかねません。
また、冬場はヒートテックなどのあったかインナーにも要注意です。
首から出た皮脂や汗をどんどん吸着してニオイを発生させますので、ニオイが気になる人は化学繊維素材のものは避けたほうがいいかもしれませんね。
汗をたくさんかく夏は、少しでも快適に過ごしたいため、濡れてもすぐに乾くポリエステル製の速乾性ドライシャツを着たくなりますよね。 ドライシャツであれば、汗をかいてもすぐに乾くので、不快な思[…]
4:首の汚れガードを使う
えりに首が直接触れないように、物理的にブロックしましょう。
私が中学生だった頃、男子生徒は学生服のえりに「えりカラー」というものを付けていました。
冬は「めちゃくちゃ冷たい!」と不評でしたが、えりを汚れから守ってくれる、とても理にかなったものでした。
そして今は、便利な世の中になりました。
使い捨てできるえりに貼る「よごれガードテープ」というものが販売されているんですね。
これはロール状のテープを、好みの長さに自分で切って、えり部分に貼り付けるんです。
それだけでえりの汚れを直接衣類に付けないようにガードしてくれます。
洗濯するときにははがすだけですので、えりをわざわざ洗剤でつまみ洗いしなくても済みます。
何より、皮脂やタンパク質汚れがえりに蓄積されないので、ニオイの発生が防げるのが、最大のメリットではないでしょうか。
楽天市場より(60代・男性)
白のワイシャツだけでなく襟の汚れが防げて重宝しています。
楽天市場より(70代・女性)
夏場のワイシャツは襟汚れが洗濯しても落ち無くて、クリーニングに出しても汚れが落ちきれないで戻ります。考えを変えて、新調のワイシャツの襟に貼って着用して、洗濯前に剥がすと襟汚れの無い気持ちの良い洗い上がりです。貼って有るのもわからないのでグッドです。
意外と多いデメリット
- 汗をかくと、取れやすい
- 毎日のように使い消費が早いので、もう少し長いと助かる
- 襟の折り返し部分まで防止できるように幅広タイプもあると助かる
- 値段がもう少し安ければいいのに
- ポリエステルなどの伸縮性のある素材には向かない、生地が延びることですぐに剥がれてしまう
- 途中から剥がれてくるし首回りがゴワゴワして剥がした
結構デメリットが多いように感じます。
これらのデメリットを凌駕するほどの魅力を感じる場合は、採用するのもありでしょうね。
外出先で首が臭くなったときの応急処置法
お出かけしているときや仕事中に、急に自分の首のニオイが気になったときの対処法をご紹介します。
市販のボディシートで拭く
まずは、首に繁殖している雑菌をボディシートで拭き取りましょう。
シートが香り付きの場合は、良い香りでごまかすこともできますが、雑菌臭と混ざり合って不快なニオイになりかねませんので、なるべく無香料が良いでしょう。
除菌スプレーで首を拭く
アルコールスプレーや除菌スプレーなど消毒できる液体があれば、それをハンカチやティッシュに染み込ませて、やさしく首を拭きましょう。
首で繁殖した雑菌を除菌できますので、ニオイも軽減されます。
除菌スプレーは目に入ったり鼻から吸い込むと危険ですので、くれぐれも直接首にスプレーしないでくださいね。
衣類の生地が臭くなったときは?
えりや首部分からぞうきんのような生乾き臭がしてきたら、除菌シートやアルコールスプレーで拭いてみましょう。
しかし、ニオイがうすれるくらいの気休めにしかなりませんので、帰宅したら酸素系漂白剤につけ置きするなどして、しっかり洗濯してくださいね。
まとめ
首は皮脂の分泌が多い頭皮と背中の間に位置しており、どうしても脂臭いニオイを発生させてしまいます。
また、汗をかけば雑菌に分解され、すっぱいニオイも発生させます。
さらに、衣類のえりにも注意が必要です。
えりは他の部分よりも生地が分厚くなっているため、洗濯後も乾くのに時間がかかります。
汗をかいた場合も、えりだけ湿った状態が長く続きます。
つまり、えり部分は長時間濡れた状態が続くため、雑菌が繁殖しニオイが発生しやすいのです。
皮脂臭
汗の酸っぱいニオイ
えりの雑菌臭
これら3大要素が絡み合うことで、首はニオイがより強いものとなります。
そうならないために、
- 首をしっかり洗う
- えりもしっかり洗濯する
- 生乾きの時間を作らない
- 洗濯槽も定期的に清掃する
これらのポイントをおさえれば、首のニオイは軽減します。
少しでもニオイに振り回されない快適ライフを送ってくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。