女性に嫌われるニオイであるミドル脂臭は、働き盛りの30~40代の男性を中心に放出される体臭のひとつです。
好意があろうがなかろうが、女性からクサイ人なんて思われたくないですよね。
しかし、このニオイを出しているのは男性だけではありません。
女性だって、それなりに発生させているんです。
会社にいる時間だけは、臭くない男でいたい
あぶら臭い女性だと思われたくない
臭いって陰で言われていないか気になる
そんな風に悩んでいませんか?
この記事では、一日のうちでニオイが一番強烈になる時間帯を知って、少しでも臭くない一日の過ごし方を模索していきます。
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中年男女を悩ますミドル脂臭とは
働き盛りの男性だけでなく、中年女性も悩ませるもの。
それは古いてんぷら油のようなニオイを放つミドル脂臭です。
ミドル脂臭を発生させる原因物質はジアセチルという成分。
このジアセチルは表皮ブドウ球菌などの皮膚常在菌が、汗に含まれる乳酸を代謝・分解することで発生します。
ジアセチルと皮脂中の中鎖脂肪酸が結びつくことで、不快な脂臭いミドル脂臭になるのです。
主に発生する場所は、後頭部や首の後ろの皮脂の分泌が激しい箇所です。
30代半ばを超えたあたりから、こんなことはありませんか? ● どこからともなく、古くなった天ぷら油のニオイがする ● 自分の近くにいる若者が、早く離れたそうな態度をとる ● 子供や妻から臭いと言われる ● 枕がやたらと臭い […]
しかし、一日中ニオイを放出しているわけではありません。
お風呂上がりはニオイも石けんに流されて、全身さわやかになっているはずです。
では、一体いつ臭くなるのでしょう。
ニオイのピークは一日に3回やってくる
ミドル脂臭が一日のうちできつくなる時間帯は3回あります。
それは、
- 朝の6~7時頃
- 夕方の16~17時頃
- お昼ご飯を食べている時
です。
ひとつずつ見ていきましょう。
朝、臭くなる理由
夜、一日の汚れを入浴やシャワーできれいに洗い落として眠りについても、寝ている間にコップ1杯ほどの汗をかきます。
ジアセチルは汗中の乳酸を元に作られるので、寝ている間に生成が進みます。
その量がピークに達するのが、朝の6~7時頃というわけです。
夕方、臭くなる理由
汗をかいても一瞬でジアセチルが生成されるわけではありません。
一定の時間は必要です。
日中かいた汗中の乳酸を元にジアセチルが生成され、夕方16~17時頃ピークを迎えます。
お昼ごはんを食べるときに臭う理由
これは吸収された栄養素が体内で分解され、その時に一部が体熱となるためです。
体温が上がると、ニオイの放出が促されます。
ミドル脂臭は主に後頭部から強くニオイが発生していますので、体温上昇とともに後頭部からニオイが放出されます。
目には見えませんが、イメージとしては後頭部からもわもわと湯気が出ているような感じでしょうかね。
お弁当を持参したり外へランチを食べに行ったり、それぞれ食べるものは違いますが、食後のオフィス内はいろんなニオイが入り混じって、得も言われぬ独特のニオイ空間と化しますよね。
ちなみに、朝食や夕食時ももちろん体温上昇とともにニオイは広がりますが、家の中なのでオフィスほど気にする必要はないでしょう。
夕食時に家族にクサイと言われるのなら、ごはんの前にお風呂に入ってきれいになってくださいね。
日中のニオイを軽くする4つの対策
ピークの時間帯はありますが、ほぼ一日中ニオイは生成されています。
生成はされていますが、汗中の乳酸からニオイに変化するまでに時間差があります。
その時間差を利用して、次に紹介する4つの方法で臭くない一日を目指しましょう。
- 朝からシャワーで洗い流す
- ドライシャンプーを試す
- 日中はボディシートで拭き取る
- 生活習慣を見直す
1:朝からシャワーで洗い流す
一番手っ取り早い対策法はやはり、朝風呂でしょう。
ミドル脂臭は主に後頭部から発生します。
寝ている間に発生したミドル脂臭を、シャンプーで根こそぎ洗い流しましょう。
普通のシャンプーよりも、ミドル脂臭に特化したシャンプーのほうが、汚れもすっきり落とせて、そのあとのニオイの発生も抑えてくれます。
朝からジアセチルと皮脂を洗い流すことで、なんとか夕方までミドル脂臭を最小限に食い止められるといいですね。
ミドル脂臭対策シャンプーは、ドラッグストアやインターネットで手軽に手に入るので、探してみてください。
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2:ドライシャンプーを試す
独身であれば、朝からシャワーを浴びようが、洗面所で頭を洗おうが自由にできますが、既婚者はそう簡単にはいきませんよね。
物価が上がり、光熱費も高くなっています。
お湯を出すには、水だけでなく電気やガスも使わなければなりません。
朝からシャンプーしたいなんて言ったら、奥様からは「光熱費が高くなるじゃない!」と叱られかねません。
そこで、おススメなのが、洗い流さなくていいドライシャンプーです。
災害があった際、避難所ではお風呂に入ることもままなりません。
他人がたくさん集まった避難所で、体臭まで気になりだしたら精神的にさらに辛くなりますよね。
そんな時に助けてくれるのが「水のいらないドライシャンプー」なんですが、これ、朝からシャンプーができない場合にも、かなりいいアイテムになると思うんです。
朝からシャンプーができない人は、ドライシャンプーを試されてみてはどうですか。
3:日中はボディシートで拭き取る
朝からシャンプーをしても、汗と皮脂の発生は止めることができません。
時間がたてば、やはりミドル脂臭は発生します。
ですので、トイレに行った際など定期的に市販のボディシートや汗拭きシートを利用して、頭頂部や首の後ろ、えりあしなどをこまめに拭き取りましょう。
香りつきは拭き残されたミドル脂臭と混ざり合って、余計に不快なニオイになりますので、やめたほうが無難ですよ。
4:生活習慣を見直す
体臭改善に外せないのが、以下の3つです。
無理のない範囲で実践してください。
- バランスの良い食事
- ストレスをためない
- タバコ・お酒は控える
肉食中心であったり油ものばかり食べていると、皮脂の過剰分泌につながります。
皮脂中の中鎖脂肪酸はミドル脂臭に大きく関わってきますので、野菜なども取り入れてバランスの取れた食生活を目指してください。
また、ストレスもニオイを強くさせるのでよくありません。
ストレスは体内で活性酸素を発生させ、皮脂の酸化をすすめるためニオイの悪化につながります。
ストレス解消のために、タバコやお酒にたよることもあるでしょうが、このふたつも活性酸素を増加させる要因となりますので、なるべく控えましょう。
まとめ
ミドル脂臭の原因物質ジアセチルは、汗中の乳酸をもとに生成されます。
ですので、あまり暑くない季節には「汗をかいていないから大丈夫だろう」と考えがちですが、それは大きな間違いです。
たいして暑くなくても、そして冬であっても、実は意外と多くの汗をかいています。
通勤時間に歩いたり、満員電車でホカホカにされたり、仕事でトラブルがあれば嫌な汗もかくことでしょう。
知らず知らずのうちにたくさんの汗をかいて、ジアセチルも絶えることなく生成させています。
ピークの時間帯はあるものの、ジアセチルは一日中生成されているんです。
そのため、朝からシャンプーをしたり日中はボディシートで皮脂を拭き取るなど、一日を通して対策を続けなくてはなりません。
工夫次第でニオイは抑えることができますからね!
少しでもニオイが発生しにくい環境を作ってあげることが大切なんです。
あぶら臭い人と思われないように、対策をがんばっていきましょうね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。