保温シートを敷いて布団を濡らさない
冬の寒い夜は布団を何重にも重ねて眠りにつきますが、
寝ている間に布団の中は温度が上昇します。
気付いた時には寝汗で肌着やパジャマがじっとり。
冷えた肌着で目を覚ます、なんてこともありますよね。
それだけでなく、寝汗によって実は布団が濡れてしまうのです。
それを一発解決してくれるのが、ホームセンターなどで手に入る保温シート。
これを布団の間に挟むだけで、布団が濡れるのを防いでくれるのです。
布団が濡れるのは結露が原因
そもそもなぜ布団が濡れるのか。
それはもちろん汗をかいて、汗で濡れている、というのもありますが、
一番の原因は結露なのです。
夏に氷を入れたコップにはたくさんの水滴がつきますよね、あれが結露です。
身体から蒸発して出ていく汗や熱気が、冷えた布団や床、冷気によって液化され
水滴として布団に吸い込まれるのです。
ベッドの場合は、フレームがすのこ状であればあまり実感はないかと思われますが、
布団を敷いて生活されている場合は、敷布団をたたむ瞬間に、
ぐっしょりと濡れているのがわかると思います。
放っておくとカビが生える
万年床は最悪です。布団をはがしたらカビだらけということもあり得ます。
現に私も、冬場布団をたたむのが面倒くさく、一週間ほど放置したことがありますが、
気付いた時には布団も床もカビだらけでした。
布団をはがした時のあの絶望感と気持ち悪さは忘れることができません。
カビを吸い込むことは健康被害にもつながりますので、万年床はいますぐにやめましょう。
肝心なのは保温シートを挟む場所
保温シートで結露を防げるからと言って、挟む場所はどこでもいいわけではありません。
肝心なのは、敷布団の上です。
私の場合は、上から
敷パッド→保温シート→敷布団
です。こうすることで、敷パッドで肌触りは良いものの、熱気や汗を下の敷布団へ伝わらせないことができます。
保温シートを敷くメリット
- 床の冷気がカットされるため、温かい
- 布団と床が濡れないのでカビ防止になる
デメリット
- 保温されるため、暑い
- 通気性がないため、蒸れる
- ごわごわする
- 敷パッドは汗でしっかり濡れる
- 保温シートが雑菌臭くなる
※ 保温シートも使い続けると、汗と蒸れで雑菌が繁殖するので、気付くと雑菌臭がします。その時は、アルコール消毒液などで拭き上げるとすっきり解決しますよ。
おねしょシーツや防水シーツでも代用できる?
おねしょシーツなら素材も柔らかで、布団なじみもいいのでごわつくこともありません。
もちろん防水するものですので代用できますが、布団全体をカバーするサイズとなると、価格が高くなります。
ただ、防水シーツは洗濯が可能なので、衛生面を考えると安心ですね。
寝汗で布団が濡れる問題のまとめ
- 布団が濡れる原因は結露
- おすすめは敷パッドと敷布団の間に保温シートを挟むこと
- ごわつきが気になる人は防水シーツもありですが、価格は高め
ご自身に合った方法で布団濡れる問題を解決してみてくださいね。