寝不足は体臭と口臭の悪化を招く?その理由と対処法をご紹介

睡眠中の女性

 

毎日毎日仕事に追われ、家に着くのは午前様
それから晩御飯を食べ、消化もままならないまま床に就く
さっき眠りに落ちたのに、あっという間に朝を迎え、
寝不足のまま仕事へ向かう・・・

 

そんな毎日では睡眠不足が続いてストレスも増え、どういうわけか体臭まで悪化していくという負のスパイラルも起こりかねません。

実は、睡眠不足の状態が続くと、体臭がきつくなってしまうんです。

 

この記事では、

  •  寝不足が体臭と口臭を悪化させる理由
  •  この状態は寝不足、という判断基準
  •  理想的な睡眠時間
  •  眠れない時の対処法

などについて解説していきます。

 

書いた人

 

 

 

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寝不足が体臭と口臭を悪化させる6つの理由

あくび

寝不足の状態はただ体がきついだけでなく、体臭も悪化させてしまいます。

その理由はこちらの6つ

  •  基礎代謝の低下
  •  肝臓機能の低下
  •  ストレスの増加
  •  皮脂腺の活発化
  •  唾液の分泌現象
  •  便秘を招く

睡眠不足でこんなことになるんですね。

では、ひとつずつ見ていきましょう。

 

1:基礎代謝の低下

私たちの体は睡眠中にホルモンを分泌し新陳代謝を行います。

そのおかげで、疲れやストレスが解消されたり、すべての器官のダメージが修復され、体がリセットされるのです。

そして、体内に溜まった毒素や老廃物をスムーズに排出することができます。

 

しかし、睡眠不足になると基礎代謝が低下し、これらのリセット機能がうまく働かなくなります。

その結果、疲れは取れずストレスは溜まる一方に。

毒素や老廃物も排出されることなく体内に蓄積されていき、内側からニオイを発しやすくなるのです。

 

2:肝臓機能の低下

新陳代謝の低下により、器官の働きが低下します。

特にニオイの元を分解する肝臓の機能が低下すると、体内のアンモニアが正常に分解されません。

 

通常であれば、アンモニアは肝臓で代謝されて尿として排出されます。

しかし、分解されずに体内に残ったアンモニアは血液を通して全身を巡り、息や汗に含まれるようになります。

やがて口臭や体臭の元となり、ツンとしたニオイを発するようになるのです。

 

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3:ストレス増加

睡眠不足の状態になると、ストレスが増えます。

ストレスの増加とともに増えるのが、体内の活性酸素です。

活性酸素は加齢臭の元となるノネナールや脂肪酸を増やす要因になったり、体をサビさせる働きがあるため、体内の脂肪が一気に酸化し、加齢臭や皮脂臭を醸し出すようになります。

 

4:皮脂腺の活発化

睡眠不足が自律神経に影響を及ぼすため、皮脂腺の働きが活発になり皮脂が過剰に分泌されます。

分泌された皮脂は皮膚の常在菌によって分解され、その際に出された老廃物が腐敗してニオイを発生させます。

さらに、皮脂は活性酸素によって酸化され、てんぷら油のような脂の酸化臭を発するようになり、より一層体臭がきつくなるのです。

 

5:唾液の分泌減少

睡眠不足やストレス過多の状態で自律神経の働きが乱れると、唾液の分泌をつかさどる副交感神経の働きが抑えられ、唾液の分泌が減ります。

唾液には口の中を浄化する働きがあるため、分泌量が減ることで必然的に口臭がきつくなるのです。

 

6:便秘を招く

良い睡眠を確保できている場合は、消化管の運動をつかさどる副交感神経が優位に働いているため、腸も活発に動いており、翌朝の排便がスムーズです。

しかし、寝不足の状態は交感神経が優位に立ち、腸のぜん動運動が滞ります。

 

また、唾液や消化酵素の分泌も減るため、食べたものが消化されにくく、便が停滞し便秘を引き起こすのです。

排便が滞ると腸内でうんこ臭い腐敗産物が作られ、血液を通して皮膚や口内から体臭や口臭として放出されてしまいます。

 

このような理由から、寝不足は体臭や口臭の悪化を招くことにつながるのです。

では、どういった状態になったら「睡眠不足状態」と言えるのでしょう?

次は、その判断基準を見ていきましょう。

 

これって睡眠不足?その判断基準とは

ケーキ

 

睡眠不足が体臭や口臭の悪化に関係しているのはわかったけど、
今の私は睡眠不足なのかな?
確かに。
自分が睡眠不足なのか基準がわかんないよね。

 

一言に睡眠不足と言っても、5時間寝れば十分という人もいれば、7時間寝ても足りないという人もいるでしょう。

睡眠不足は体にあらゆる合図を送って、体の危機を教えてくれます。

 

その合図はこちらの3つ

  •  硬いものをガリガリしたくなる
  •  やたらと甘いものが食べたくなる
  •  ふらつく、ぶつかる、注意力散漫、イライラなど

今の自分が果たして睡眠不足なのか、照らし合わせてみてください。

 

合図その1:硬いものをガリガリしたくなる

睡眠不足に陥ると、幸せホルモンのひとつであるセロトニンの分泌が低下します。

セロトニンは精神を安定させる働きがあるため、不足すると気持ちが不安定になりやすくなります。

 

ガムなどを一定のリズムで噛むとセロトニンが分泌されるらしく、この不安定な気持ちを解消するのに有効なのだとか。

つまり、無意識に硬いおせんべいや氷、飴などをガリガリ噛みたくなる場合は、体が危険を察知して合図を送っているのかもしれませんね。

 

合図その2:やたらと甘いものが食べたくなる

こちらもセロトニン不足と関係があります。

甘いものを食べると、一時的にセロトニンが分泌されて心が安定します。

その状態を体が覚え、無意識に甘いものを欲するようになるのです。

 

また、睡眠不足は食欲増進ホルモン「グレリン」の分泌を増やし、逆に食欲を抑えるホルモン「レプチン」の量を減少させます。

つまり、甘いものを体が欲している時は、太りやすい上に睡眠時間を欲している時とも言えますね。

 

合図その3:ふらつく、ぶつかる、注意力散漫、イライラなど

これらは寝不足のわかりやすいサインですね。

睡眠不足は脳やホルモン、自律神経などに影響を及ぼすので、体全体から危険サインが出ます。

最悪の場合は事故なども起こしかねませんので、早めに睡眠対策を行いましょう。

 

理想的な睡眠時間とは?

 

前述したとおり、5時間で十分な人もいれば、7時間寝ても足りないという人もいるでしょう。

体や生活リズムは一人ひとり違うので、その人が日中を一番すっきり過ごせる睡眠時間がその人の理想の睡眠時間だと思います。

 

しかし、一般論で言えば。

 

理想は6~8時間です。

 

この6~8時間は体の機能をリセットするのに最適な時間であり、長生きするのに最も理想的な時間と言われています。

 

寝つきを良くする事前対策3選

ハーブティー

いざ布団に入ったのに、目がギラギラしてくる・・・

そんなことにならないように、事前にできる対策法をご紹介します。

 

1:カフェインを控える

コーヒー1杯飲んだだけで、カフェインの効果が半分になるのに4~8時間もかかってしまいます。

おそらくコーヒー好きの人は一日に1杯で済むはずはなく、何杯も飲んでいることでしょう。

さらに、眠気覚ましとしても多飲されるでしょう。

 

そうなると、布団に入っても当然カフェインが体内に残っていて、眠気なんてやってくるはずもありません。

そうならないために、

消灯時間から逆算して最後の1杯を飲みましょう

 

いとこ
いとこ
例えば、23時に眠るのであれば、8時間前のお昼3時が最後の1杯ですね

 

 ワンポイント

たくさん飲みたいときは、薄めに淹れるといいですね。
3時以降はノンカフェインのハーブティーなどに切り替える、という手もあります。

 

2:ストレッチをする

ストレッチには、幸せホルモンであるセロトニンの分泌を高める効果があります。

セロトニンには心身をリラックスさせる効果があるため、自然と寝つきが良くなります。

 

3:枕を心地の良いものに替える

枕を見直すことは良眠に不可欠ですので、自分に合った枕を使うのは効果的です。

とは言え、枕選びが難しいのは事実。

 

  •  自分の頭や首にしっくりくる枕の選び方がわからない
  •  枕専門店にオーダーメイドで作りに行く時間がない
  •  すぐに臭くなるから、丸洗いできる枕があったらうれしい

 

そんな悩みをすべて解決してくれるのが、ブレインスリープピロー という枕です。

 

この枕の最大のポイント

  •  使うたびに頭のサイズや寝方に合わせて、枕が勝手にフィットしていく
  •  通気性も抜群で頭に熱がこもらないため、すっと眠りにつきやすい
  •  臭くなっても丸洗いできるから、とっても衛生的

 

特に丸洗いできる点は私の一番の推しポイントです。

頭は皮脂の分泌が多いため、加齢臭やミドル脂臭をたくさん発生させて枕をすぐに臭くさせてしまいます。

しかし、このブレインスリープピロー はシャワーで丸洗いできるため、ニオイも取れてとっても衛生的なんです。

その上、40~50℃のシャワーをかけることで、ふっくら感が復活するというのだから、洗わない手はありませんね。

 

\臭くなっても丸洗いできる/

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布団に入ったのに眠れないときの対処法

眠れない

睡眠がとても大事ということはわかっていても、布団に入ったところでなかなか寝付けないことはありませんか。

お昼は仕事中でも眠たくなるのに、いざ布団の中だとやたらと頭の中が冴えて、様々な思考を繰り広げ、ちょっとした興奮状態になったりすることも。

そんなときの対処法をご紹介しますね。

 

入眠を促す癒しの音楽を流す

スマートフォンのアプリなどで癒しの音を流すものがあります。

聞き流しているだけでリラックス効果を得て眠りにつくもので、タイマーで時間を設定できるので、一晩中音が流れっぱなしということはありません。

 

しかし、効果は人によるでしょう。

私の場合は、音の方へ神経がいってしまい、頭が冴え、気付けばタイマーの時間になり音が消えてしまいます。

 

478呼吸法を使う

478呼吸法をご存じでしょうか。

 

【やり方】

  1.  まずは肺の中の空気をすべて吐き出します
  2.  4秒かけて、鼻から息を吸い込みます
  3.  7秒息を止めます
  4.  8秒かけて口から息を吐きだします

これを3回繰り返します。

 

やっている途中で眠ってしまう人もいるようですが、私の場合、やって(多分)数分後に眠りにつくようです。

まったく効き目がない時もありますが、そんな時はおそらくコーヒーの飲みすぎが原因かと思われます。

 

まとめ

 

今回は睡眠不足が体臭悪化の原因になる理由やその対処法についてご紹介しました。

睡眠不足は体臭や口臭を悪化させるだけでなく、体のあらゆる不調を招くことになるので、できれば寝不足にはなりたくないもの。

とは言え、カフェインをとりすぎたり、気になることがあって脳が冴えて眠れないこともありますよね。

 

そんな時は、今回ご紹介した方法を試してみてください。

特に、呼吸法は即効性がありますよ。

少しでも長い睡眠時間が確保できますように。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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