冬こそ頭皮は臭くなる!頭皮臭の原因と対処法を徹底解説

頭が臭い

 

毎日しっかりシャンプーしているはずなのに、夕方にはぷ~んと臭う頭皮臭。

振り向いた瞬間や、頭を上げたときにもわっと臭うと気になりますよね。

 

一度自分の頭皮のニオイが気になると、エレベーターの中で後ろに立たれたり、近距離に近づかれると、ニオイが気になって話も入ってこなくなりませんか。

 

頭皮臭に全神経が注がれて、ますますニオイが強くなる気さえ起こってしまいます。

汗もたいしてかかない冬なのに、臭くなるなんて、私どこかおかしいのかな?

 

いいえ、冬は頭皮臭が強くなりやすい季節なんです。

 

この記事では

  •  どうして冬なのに頭皮臭が強くなるのか?
  •  冬の頭皮臭を抑える方法はあるのか?

について深掘りしていきます。

 

書いた人

 

 

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そもそもどうして頭は臭くなるの?

 

頭皮臭の一番の原因は過剰に分泌される皮脂です。

皮脂自体にニオイはありませんが、空気中の酸素に触れることで、皮脂に含まれる脂肪酸が酸化し、独特の酸化臭を生み出します。

 

また、頭皮は毛穴が大きく数も多いため、皮脂や汗、フケなどの老廃物や整髪料が残りやすい場所です。

それらを皮膚に存在する常在菌や雑菌が分解し、独特のニオイを発生させるのです。

しかも不思議なことに、暑い夏よりも、冬のほうが頭皮臭は強くなる傾向にあります。

 

冬に頭皮臭が強くなる5つの理由

 

冬は頭皮臭が強くなる傾向があります。

そこにはこれらの5つの理由があるのです。

  •  冬は乾燥していて、皮脂の分泌が激しくなるため
  •  寒さのせいで皮脂が毛穴に溜まるため
  •  老廃物が蓄積しているため
  •  髪の毛が乾燥でパサついているため
  •  シャンプー時のお湯が熱すぎるため

ひとつずつ見ていきましょう。

 

理由① 冬は乾燥していて、皮脂の分泌が激しくなるため

冬という季節は外はもちろんのこと、エアコンなどの使用で室内もカラカラ状態です。

この乾燥した環境が皮脂を呼び寄せるのです。

乾燥していることで、お肌が乾燥から身を守ろうと防衛反応を起こします。

その結果、皮脂がたくさん分泌されます。

過剰分泌された皮脂は酸化し、古臭いあぶら臭となるだけでなく、雑菌の繁殖を招くことでニオイの元となるのです。

 

理由② 寒さのせいで皮脂が毛穴に溜まるため

バターや油脂は熱を加えることでとろ~っとゆるくなって、広がりやすくなりますよね。

頭皮から出る皮脂も同じで、温めると浮きやすくなります。

しかし、冬は冷たい空気のせいで皮脂が頭皮全体に広がらず、毛穴に溜まりがちになります。

その結果、皮膚に存在する常在菌によって毛穴に溜まった皮脂や汚れが集中的に分解され、独特の頭皮臭を発生させることとなるのです。

 

理由③ 老廃物が蓄積しているため

夏は暑さのせいで頭皮からも汗が出るため、自然と老廃物は排出されていきます。

しかし、寒くて汗をかきにくい冬は毛穴も開いておらず、老廃物も排出されないため蓄積される一方なのです。

その状態で暖房の効いた室内に入り、どっと汗をかくと、老廃物たっぷりの汗をかくこととなります。

老廃物の含まれた汗は、頭皮の常在菌や雑菌のごちそうとなり、分解され臭いニオイの発生につながるのです。

 

理由④ 髪の毛が乾燥でパサついているため

焼肉屋さんなどのニオイの強い空間へ行くと、髪の毛にニオイが移りますよね。

これは、髪の毛の表面にある無数の小さい穴に、空気中のニオイ分子が吸着されるからなんです。

しかも、吸着したニオイは頭を振ったり、髪の毛をなびかせるだけで周りに放出されます。

 

また、冬の空気の乾燥は、髪表面のキューティクルをボロボロ状態にしパサつかせ、ニオイ分子をより一層吸着しやすい状態にしています。

そこに、空気中のニオイ分子だけでなく、自分の頭皮から発生した頭皮臭まで吸着され、ニオイは凝縮されます。

その状態で頭を振れば、悪臭を周りに拡散させることになるのです。

 

理由⑤ シャンプー時のお湯が熱すぎるため

寒い日に熱い湯舟に浸かるのって、最高に気持ちいいですよね。(本当はぬるめのほうが体にはいいのですが…)

シャワーであっても、寒いため熱いお湯を浴びたくなります。

そして、この熱いお湯をシャンプーの時も使いがちですが、この行動、実はすごく危険なんです。

 

危険なワケ① 熱いお湯で頭皮がやけど!?

頭皮に優しい最適な温度は38度前後だと言われいます。

しかし、湯舟に浸かったときに熱くて気持ちいいと感じる温度は42~43度。

この温度は頭皮には熱すぎるため、刺激が強すぎて、実は軽いやけどを負った状態になるのです。

そうなると、かゆみを引き起こし、頭をかくことで炎症の原因となります。

また、フケも出てきて頭皮環境は悪化する一方なのです。

 

危険なワケ② 乾燥するから皮脂を招く

熱いお湯でシャンプーをした後の頭皮は乾燥でカサカサです。

例えば、冬の食器洗いは冷たい水でおこなうと、油が溶けずなかなか落ちませんが、熱いお湯で洗うことで油が溶け出し、すっきりきれいに落ちてくれます。

しかし、洗い終わった後の手を見ると、カサカサとし、ツッパリ感さえ感じます。

それと同様のことが、熱いお湯でシャンプーをすると頭皮で起こるのです。

 

一見頭皮がすっきりしたように感じますが、実は皮脂やうるおいを失い、乾燥状態になっています。

その結果、うるおいを求めた頭皮は皮脂を過剰に分泌し、かえって頭皮は脂っぽくなるのです。

 

これら5つの原因が重なって、冬の頭皮臭は強いものとなります。

次は頭皮臭を減らすための対処法を見ていきましょう。

 

冬の頭皮臭を減らすための対処法7選

 

冬はどうしても頭皮が臭くなりやすいのですが、少しの工夫でニオイを減らすことができます。

 

  •  余分な皮脂を洗い流す
  •  シャンプー・トリートメントはしっかり洗い流す
  •  熱すぎるお湯で洗髪しない
  •  ドライヤーの前に頭皮の保湿をする
  •  お風呂上りはすぐにドライヤー
  •  週に一度のディープクレンジング
  •  生活習慣を見直す

 

ひとつずつ見ていきましょう。

 

対処法① 余分な皮脂を洗い流す

冬の頭皮には老廃物や皮脂のかたまりがこびりついています。

しかし、普通のシャワーで落とすには限界があるのです。

なぜなら、普通のシャワーでは水の粒子が毛穴に対して大きすぎて、毛穴の奥まで皮脂や汚れを取り除くことができないため。

 

そこでおススメしたいのが、シャワーヘッドの見直しです。

顔に油性マジックを引き、シャワーのお湯だけで汚れを落とす「シャワーヘッドのCM」を見たことがありますか?

ミラブルゼロという商品ですが、そのシャワーヘッドから放たれる水は、0.13μm(マイクロメートル)という超極小のウルトラファインバブルを含んでいます。

この小さな泡たちが、毛穴にこびりついた皮脂や汚れをスッキリと落としてくれるのです。

【正規販売代理店】ミルキーセレクション

 

ウルトラファインバブル

頭皮臭の主な原因は皮脂なので、毛穴にこびりついた皮脂を洗い流すだけで、頭皮臭の原因をほぼ取り除くことができます。

 

 ワンポイント

1μm=1mmの1000分の1という小ささ!
0.13μmがいかに小さいか・・・もはや肉眼では見れませんね

 

ミラブルゼロに関する注意点

ミラブルゼロはあまりの人気の高さから、ニセモノが多く出回っています。

楽天市場やAmazonなどで販売されているものは、ニセモノか中古品などの非正規品です。

サイエンスのメーカー保証もつきませんので、安さにひかれて誤って購入しないようにしましょう。

 

正規代理店はサイエンスホームページに記載されています。

ニセモノを買わされないよう、購入の前に確認されることをおススメします。

(サイエンスHPで正規販売店オンラインショップを確認する)

 

【正規販売代理店】ミルキーセレクション

 

対処法② シャンプー・トリートメントはしっかり洗い流す

頭皮の汚れや皮脂を取り除くために、しっかりシャンプーをしても、その成分が頭皮に残っていては意味がありません。

シャンプーはしっかりと洗い流し、トリートメントは毛穴詰まりの原因とならないよう、髪の毛だけにつけて洗い流しましょう。

また、整髪剤をつけている方も成分が残らないよう、入念に洗い流してくださいね。

 

対処法③ 熱すぎるお湯で洗髪しない

シャンプーの最適温度は38度前後です。

この温度のお湯は頭皮の皮脂を適度に溶かし出し、うるおいを残してくれるので、過度の乾燥を防げます。

また、やけどによるかゆみやフケの心配もありませんので、頭皮の炎症も防げます。

 

ちょっとぬるめなので冬は寒いかもしれませんが、頭皮を洗うときだけはこの温度でがんばりましょう。

 

対処法④ ドライヤーの前に頭皮の保湿をする

ニオイの原因が乾燥からくる皮脂の過剰分泌であれば、頭皮を乾燥から守ることも得策です。

しかし、頭皮の保湿というのはなかなか難しいですよね。

適当なオイルやクリームでは逆に毛穴をふさいでしまって、逆効果となってしまいます。

そこでおススメなのが、ホホバオイルです。

 

ホホバオイルをすすめるワケ

ホホバオイルは人の皮脂と非常に近い構造をしていますので、頭皮につけても負担になりません。

適度につけることで、頭皮を乾燥から守ってくれるため、皮脂の過剰分泌を防いでくれます。

ただし、つけすぎると髪の毛がギトギトになって、何日もお風呂に入っていないような見た目になりますので、気を付けてくださいね。

 

 

対処法⑤ お風呂上りはすぐにドライヤー

濡れた状態のまま放置することで起こるのは、雑菌の繁殖です。

雑菌は高温多湿の環境を好みますので、お風呂上がりの濡れた頭皮はまさにパラダイス。

お風呂から上がったら、

  1.  しっかりとタオルドライ
  2.  ホホバオイルなどで適度に保湿
  3.  ドライヤーで根元からしっかり乾かす

ことが重要です。

 

 ワンポイント

ドライヤーの温度も高温はダメですよ。
頭皮のやけどや乾燥を招きますので、ぬるいくらいの温風で乾かしましょう。

 

対処法⑥ 週に一度のディープクレンジング

シャワーヘッドを交換して超極小のウルトラファインバブルで毛穴の奥まで洗浄するのが、一番手軽にできる頭皮臭の軽減法です。

しかも毎日できます。

しかし、気になるのはシャワーヘッドのお値段ですよね。

本物のミラブルゼロは値引きを一切しないので、どこで買っても49390円(税込み)かかります。

(安いのはニセモノか中古品ですので、ご注意を!)

【正規販売代理店】ミルキーセレクション

 

それでは他に、

毛穴の奥まで皮脂を取り除く方法はないのか?

 

あります。

答えは、頭皮のディープクレンジングです。

 

頭皮専用のクレンジング剤で、毛穴の奥にこびりついた皮脂や汚れを落とすものがあります。

しかし、毎日するには刺激が強すぎて、逆に頭皮が防衛反応を起こし、皮脂の過剰分泌を招きかねません。

頭皮のディープクレンジングは毎日せず、週に一度、スペシャルケアとして取り入れましょう。

 

対処法⑦ 生活習慣を見直す

食べたものは皮脂の分泌に直結します。

肉や油っこいもの、ジャンクフードばかり食べていたら、皮脂の分泌も増え、ニオイもきついものとなります。

野菜やくだものに含まれるビタミンB2やビタミンCは、皮脂の過剰分泌を抑える働きがありますので、効率よく摂取できるよう、バランスの良い食生活を心がけましょう。

 

 ビタミンB2を多く含む食品

ブロッコリー、ほうれんそう、納豆、アボカド、くるみなど

 ビタミンCを多く含む食品

キウイ(緑よりも黄色が多い)、カラーピーマン(赤や黄色)、ブロッコリーなど

 

また、老廃物がたまると汗が臭くなりやすく頭皮臭も強くなりますので、汗をかく習慣を取り入れましょう。

早歩きやなわとびなど、じんわりと汗をかける軽めの有酸素運動が健康のためにもいいのですが、寒い冬はなかなか動きたくないですよね。

 

そこでおススメなのが、ぬるめのお風呂につかって、じんわりと汗をかくことです。

寒い冬はどうしても熱めのお湯につかりたくなりますが、熱めのお湯は長く入ることができません。

38~40℃くらいのお湯に長めにつかって、じんわりと汗をかくようにするのがいいですよ。

 

これらの7つの対処法で、臭くない冬の頭皮を目指しましょう。

 

まとめ

 

冬は空気の乾燥や寒さのせいで、頭皮臭が強くなりやすい季節です。

しかし、簡単なケアで頭皮臭を最小限に抑えることができます。

 

  •  毛穴の奥に詰まった皮脂や汚れをしっかり洗い流す
  •  シャンプーやトリートメントを頭皮に残さない
  •  シャワーは適温で
  •  タオルドライの後は、保湿をしてすぐにドライヤー

 

これだけで冬の乾燥からくる頭皮臭は改善できますよ。

後ろで誰かに立たれても、焦らなくていい日が来ますように。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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